こんにちは。
薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
昨日の日曜日、3月24日は仙台市に南東北中医薬研究会の漢方定例会に妻とともに参加してきました。
昨年1年間は北京出身の周軍先生だったのですが、今年からは仙台や山形、福島の南東北ととご縁のある楊暁波先生に約10年ぶりに講師を務めて頂くことになりました。
先生は雲南省昆明出身で皮膚病と婦人科に非常に明るく昨年のラジオ福島主催の漢方道場公開講座でも講師を務められて反響が大きかったです。
3月11日の震災のときはイスクラ薬局中野店に勤務されて、大変な思いをしたそうです。
先生の東北を思う気持ちも熱いものがあり、今後とも講義を期待しているところです。
私のほうは今年からの新米会長なので薬局の先生方の前でどのように挨拶をしたらいいかなどとも考えたりしましたが、無難に事務要件、本部からの要請のことなどを話して会長挨拶デビューを終えました。
妻に長さや内容のこと、先生方に失礼のない態度だったかどうか聞いたらとくに問題はなかったそうで「なるべく短い話のほうが好まれる」とのことで今後とも簡潔明瞭にしていきたいです。
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○3月24日 南東北中医薬研究会(福島、宮城、山形のパンダマークの薬局、薬店のあつまり)
定例会 13:00~16:00 「最新の生殖医療における中医学漢方の併用、取り組み方」①
パワーポイントを使わない新鮮な講義でノートをとることに熱中できました。
楊先生からはほかに季節の養生法として「花粉症」の対策を学びました。
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「春捂冬凍」
前日に中野店に来店されたお客様がまだ季節が寒いのに春の装いで体やお腹が冷える格好をしていたそうです。
そこで、中国につたわることわざのご紹介でした。
中国では春になっても厚着のままで我慢する。
春はもし暑かったら上着を一枚脱いで、足元は冬のままにしておきます。
気候が安定するまでは厚着をして春の寒さを避けなさいということでした。
非常に印象の残った養生法です。
つまりこれから妊娠を考えている女性のかたは足元やお腹は冷やさないほうがいい。春になっても三寒四温だったり、花冷えになるので用心して寒邪を足元から避けて冷え性を予防したほうがいい。という意味になると思います。
<2013年3月24日 「最新の生殖医療における中医学の併用、取り組み方」>