「漢方服用しましたら、10年以上続いているあごのニキビが気にならなくなりました。」
お客様Oさまに掲載許可を頂きまして、コラムを作成させて頂きます。
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○平成24年11月25日
あごにできるニキビ、吹き出物が気になります。
赤みを帯びて白く化膿してしまいます。
10年前から続いています。
生理前や基礎体温の高温期前に出て、あごがすべて覆われるほどのときもあります。
症状がひどくなるときには抗生物質のミノマイシンを処方してもらいます。
すぐに改善します。
吹き出物がひどくなるようなときには、頭皮の根元からポロッとした脂の塊のような小さいものがでます。
暑がりです。
中学生頃から、のぼせやほてり、生理痛が酷いときもありました。
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漢方を服用してからはお肌のほうで悩むことが少しずつ減っている感じがします。
とのことでした。
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○平成25年2月12日
Oさまのご感想です。
「体調(顎の吹き出物)のほうは、お蔭さまで、ほとんど気にならなくなりました。
年末までは治まる気配程度でしたが、それから2回の生理時の多少の変化を経て、今はほとんど見当たりません。
生理前やお酒の席があった時期は、白ニキビが2~3出現するのですが、以前のように、熱をもって赤く膨れ上がる土台はなく、化膿して大きくなることもありませんでした。
夜間のトイレや生理前の不眠もほとんど気にならなくなっています。」
Oさまのお肌の調子が良くなっていて嬉しいです。
痰湿をとって、気の流れをスムーズにするような漢方をご紹介差し上げたことも良かったのだと思っています。
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<土屋薬局からお客様に漢方をご紹介した感想コメントです>
ニキビの漢方は体質別にさまざまな漢方薬、方法があります。
年齢やニキビのできる場所、あごや額などから推測したり、今までの経過を聞いたりします。
女性のお客様の場合には、生理の状態も関連していることもあります。
生理前に悪化すれば「熱」「血熱(けつねつ)」と考えることもあります。
Oさまの場合には場所があごのところで、赤みを帯びて白く化膿することから
10年以上の慢性的→痰(たん)があって頑固
赤みを帯びて化膿する→熱で痒みが起きやすい
生理周期が短くなることがある→熱
生理前の不眠傾向→痰熱
頭皮や顔が脂っぽくなることがある→痰
あごの場所→肝
と弁証論治をしましたうえで
痰熱(たんねつ)の解消を主に、疏肝理気をサブにするという方法を提案させて頂きました。
2種類の漢方、名方でお肌のトラブルの解消のお役立ちになれましてとても嬉しく思いました。
ニキビの漢方相談は、内容が深く深淵です。
悩まれるお客様が多いですから、素肌美人になれる漢方相談を今後とも志していきたいです。
Oさまの今後とも経過が良いことを心から祈念申し上げます。
掲載許可、どうもありがとうございました。
梅雨時ですから体調よくお過ごしになって頂きたいです。
良い週末を! (^_^)/
<2013年6月16日 我が家の庭>
百合のオレンジ色と皐月の赤い色のそろい踏みです。
色鮮やかに咲いています。
足元にひっそりと咲くドクダミの花もそれは綺麗で綺麗で。。
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2013年6月22日追記です。
このブログをお読みになったお客様Oさまから感想を頂きました。
「昔は、相当ひどかったんだなあと思いました。いまではお肌がきれいになって吹き出物がでなくなったのでコンプレックスも無くなってお化粧やお洒落も楽しめています」というようなご感想を頂きまして、私も少しでもお役立ちになれたから嬉しく思いました。
土屋薬局、お肌の漢方相談は決して多いとはいえませんが、一人一人のお客様に丁寧に対応して喜んでいけるように張志礼先生のように実力をつけていきたいです。
(私が20代のときに北京中医医院皮膚科外来で研修した時に、今思えば超ラッキーなことに張志礼先生の診察風景を見て感激したことがあります。あの老中医の体から滲み出るオーラは凄いです。あのオーラを浴びるだけで皮膚がきれいになりそうです。)