<2013年8月8日撮影 婦科方薬臨床心得十五講>
こんにちは。
薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
今日は木曜日なのですが朝から漢方相談が忙しかったです。
もう五時過ぎです。
当店の漢方相談は「子宝相談」などの女性の漢方相談と「痛み、しびれ」の漢方相談が多いです。
「痛み、しびれ」の漢方相談は痺証講座も受けていますし、良い効き目を出しているのでニコニコとお話を聞いていられるのですが、周期療法のほうはもっと理論を完璧にしたい、もっと深い知識を知りたい!とのことで、南京の夏桂成先生から頂いた「婦科方薬臨床心得十五講」に挑戦しています。
中国では特別に優れた中医師で、代々続く名門の中医師の先生やその師匠の先生が指折りの中医師の場合には「老中医」といって国家的に優れていると認められます。
その婦人科に強い老中医30人の経験をまとめた本も漢字で読んだのですが、夏桂成先生が突出して凄いのです。
(もちろん中国の不妊症漢方の30人の中の一人に夏桂成先生が含まれています)
そんなわけで序論から生理痛対策、そして卵胞期対策などを読み進めています。
「ふー」とため息をついて「これは深いなあ」と中医学の深遠さに改めて驚いています。
最近、
「生理の量が増えて生理が3日間から5日間になりました!」
「基礎体温が0・1度くらいすぐに上がって嬉しかったです!」
「月経24日周期が27日になりました!」
「漢方服用してわずか3週間で子宮内膜が厚くなって病院の先生も驚いていました!」
などと手ごたえを感じ始めている周期療法、とくに補腎薬の使い方について、今後とも勉強を続けていきたいと思います。
子宮内膜症や子宮腺筋症クラスの生理痛も楽に軽減できるような漢方相談をしていきたいですし、いろいろと中医学の奥義を学んで実践していきたいです。
午前中に来店された中国人のお客様に「婦科方薬臨床心得十五講」をみてもらったら「専門の中国語は難しいからスゴイですね」と誉められてしまいましたが、そのお客様がおっしゃるには「先日、タントくるセンターに子供を連れて遊びに行ったらたまたま一緒になったおばあちゃんの知り合いの方が土屋薬局で1年間漢方のんで二人目授かったのよ」と言われました。
楽しんで頑張っていきたいです。
<婦科方薬臨床心得十五講>