こんにちは。
薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
当店では高齢者の女性のお客様のご来店、ご愛用も多いのですが、その中でも背中のほてりの漢方を紹介させてください。
今日、ご紹介する方以外でもどこの病院でも異常なしと言われて「背中のほてりは自律神経失調症だから…としか言われなくて」という漢方相談、見事に良くなってます。
定期的に師匠格の中医師の先生から腎の陰陽を整えることがどのように大切かを聞いて勉強していたら、背中のほてりの漢方相談が得意になりました。
正確には腎の陰陽両虚、とくに腎虚により虚火がふわっと浮き上がることが背中のほてりの原因になりやすいです。
なぜ背中といえば、背中は太陽膀胱系の腎の大動脈ルートだからです。
背中のほてりの漢方相談。カイロを当てたかのようにポッポ、ピリピリする。
<東根市の地元の78歳の女性のお客様>
平成25年(2013年)6月20日 漢方薬のご相談
脳のそばにできた出来物を術後から、右の後頭部が痛いです。
思うように左右に動きません。
背中はカイロを当てたかのようにポッポ、ピリピリとする。
夜は痛みで眠れません。
お薬は、ノイロトロピンなど
食欲にもムラがあります。
最初は足腰を丈夫にして風寒湿を発散して経絡を通す漢方薬と二陽の病は心脾に発する漢方薬の2種類をお勧めしました。
○平成25年7月9日 背中のほてり 漢方相談日
手術したところが痛いです。
雨降りは悪い
右の後頭部を氷で冷やしています。
背中があったかい、カイロをしている感じが手術後から続いています。
ここで、「補陰補陽で虚火を鎮める引火帰源」の漢方薬をお勧め…
○平成25年(2013年)9月2日
背中が火照らなくなりました! 背中のほてりは解消です。
今後、首の痛み、だるさを楽にするためにもっと頑張っていきます。
漢方は同じ上述の漢方を引き続き継続していきます。
ということでして背中の火照りの漢方相談、非常に喜ばれることが分かりました。
高齢者のお客様の生活の質を上げて、しかも若さを取り戻すような漢方で非常に良いと思います。
「漢方薬/背中がこる、首がこる、肩がこる。 首がほてる、肩甲骨~首が火照る。 - 土屋薬局ブログ|山形県東根市」
funin-kanpo.hatenablog.com
こちらも参考になりましたら、幸いです。
<2013年8月22日 我が家の庭>
今年の夏の思い出です。
夏水仙が綺麗でした。