おはようございます。
薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
昨日の20時から21時半まで中医不妊症お茶の間講座 梅花クラスで「子宮筋腫」について勉強させて頂きました。
子宮筋腫の漢方相談は当店は昔からあまり多くありませんので、しっかりと勉強してもし今後、子宮筋腫に関係のある漢方相談を受けた場合には力を発揮したいと思いました。
「子宮筋腫」
担当は、りゅうれい先生
子宮筋腫とは、子宮にできる良性の腫瘍です。
成人女性の20~30%は子宮筋腫を持っていると言われており、とくに珍しい病気ではありません。
<子宮筋腫の分類>
漿膜下筋腫:子宮の外側を覆う漿膜下にできる筋腫です。邪魔するものがないから大きくなりやすいです。
中国で13キロの筋腫をとった人もいた。赤ちゃんぐらい
筋層内筋腫:子宮の厚い筋層にできる筋腫で最も多い種類です。
5センチ以下は気にしなくても良い。妊娠には影響はない。
粘膜下筋腫:子宮の内側の粘膜下にできる筋腫です。
大きくても小さくても着床に影響を及ぼす。早く手術したほうがよい
多発子宮筋腫の場合、数が多く再発しやすい
10~20~100個の筋腫、大きくならない、小さなものが多い
<子宮筋腫のおもな症状>
おもに月経困難症や過多月経です。
また筋腫が大きくなると周囲の臓器を圧迫する症状がでることがあります。
その他、頻尿、尿漏れ、腹痛、排便異常など
☆ピルを使うと筋腫が大きくなりやすい
HMG、HCG注射、PRL高いなども筋腫に影響を与える
☆ホルモンの乱れが筋腫をつくりやすい、単身赴任、夫婦生活が少ないと、たまの夫婦生活が大きな刺激になって筋腫が大きくなりやすい
<子宮筋腫の中医学(中国漢方)治療の意義>
子宮筋腫の中医学治療:活血化淤という方法がメイン
血流の改善により微小循環を調節し、体内の淤積(おせき)を吸収させる意味がある
小静脈拡張状態=淤血
<子宮筋腫は不妊の原因になりますか?>
着床障害
子宮がひずむ
内膜型
多発子宮筋腫
以後、続きます。
<2013年9月23日 福島県会津地方 塔のへつり>
へつりとは、へっつり。つまり「はしっこ」のような意味です。
会津若松市の蔵の喫茶店の2階です。
デートをするカップルたちがあちらこちらに。
昔懐かしいナポリタン。美味しかったです。