こんにちは。
薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
先週は不妊症の子宝の漢方相談は2名のご出産、1名のかたの妊娠のご報告、そして今日の月曜日も先ほど、陽性でした!と嬉しい連絡がありました。
さて
昨日の11月24日(日)は南東北中医薬研究会の移動定例会で秋保温泉で1泊漢方研修でした。
東京からいつもご指導頂いている楊敏先生が初めて南東北の地に降り立って、舌診の講義をして頂きました。
「舌診の基礎および臨床応用」
<2013年11月24日 宮城県秋保温泉 岩沼屋>
なんとこの本を書かれている先生がようびん先生でした。
いつも分からないときには、中医学のことを親切に教えて頂いたので私自身もレベルが上がりました。
午後2時半から途中休憩をはさみ、6時半までみっちりと舌診の勉強をしました。
舌ベロや顔色などで健康状態をチェックするというものです。
この本の存在自体は知っていて、岩手県のO先生からも紹介されていましたが、今まで勉強する機会がありませんでした。
こうして著者の大先生から、詳しいスライドとともにたくさんのお話をご講義頂きましたので、感謝感激です。
私は南東北中医薬研究会の会長をしていますので、会長挨拶です。
すごいマニアックに舌診について学びました。
薬剤師の妻も参加したのですが、すごく勉強になったようです。
ふと思ったのですが、こうしてインターネットでお薬の自由販売など、盛んにマスコミで騒がれていて時代も変わろうとしていますが、実際に薬局、薬店の店頭に足を運んで頂いて、お客様の顔いろを拝見したり、舌ベロチェックをしてもらったり、声を聞いたり、歩く姿を観察するなど、すごく重要で大事なことなんだなあと気づきました。
薬局の店頭で実際に一人一人のお客さまと向き合うことがベストなことを再確認した一日でした。
(今度、またようびん先生にお電話できたら、舌診のことなどまた教えてもらいたいです)
余談ですが、楽天スーパードライで懇親会でした。
仙台は楽天優勝パレード、すごく盛大だったそうです。
…
今週の漢方相談会のお知らせです。
○2013年11月25~30日(月~土) 薬剤師、国際中医専門員、不妊カウンセラー 土屋幸太郎が漢方相談を担当させて頂きます。
○2013年11月31日(日) 薬剤師 土屋信一が漢方相談を担当させて頂きます。
土屋幸太郎は公休です。
土曜日の漢方相談会、独身の方が結婚前に生理不順の真剣な漢方相談をお寄せ下さったり、カップルでのご来店が増えてきています。喜ばれる漢方相談を心掛けています。
<2013年11月11日>
最近は「婦科病・臨床験方薈萃」と「何少山医論医案経験集」「沈紹功験案精選」を読んでいます。
「婦科病・臨床験方薈萃」のほうは、なんと「痛経」「不妊」「乳腺炎」など、中学各地の方剤を集めていて一通り目を通すとたとえば生理痛を軽減する方法など理解できるようになります。
「卵巣嚢腫」や「子宮筋腫」なども目を通したのですが、微妙に「卵巣嚢腫」や「子宮筋腫」の漢方は違ってくるのだなあと感覚で認識したところです。
何少山先生は名老中医として知られています。
何少山先生の本は、「人間の陽気がとても大事で真陽が無くなれば体内の活気もなくなり、そして卵巣が早衰してしまう」と書かれていて、補腎の大切さ、とくに補腎陽、補腎精の大切さを改めて認識したところです。