こんにちは。
薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
「不妊漢方/不妊漢方治療の応用」その2…<卵子の老化を予防するために>の続きです。
<子宮腺筋症の漢方のお客様の経過報告>
今日、嬉しかったことは午後のお客様、子宮腺筋症の辛い生理痛や生理が終わってからも肛門やお腹の痛みが続いていたことがだいぶ和らいだそうです。
鎮痛剤を飲むのも忘れるくらいで、数年ぶりに生理3日目から動けましたとのことでした。
今後とも妊娠、出産などの良い結果につながっていって頂きたいです。
生理周期も24~25日から31日周期に伸びました。
痛み、しびれに強い土屋薬局、子宮腺筋症の痛みの軽減に今後とも努力していきたいです。
また子宮腺筋症のかたの妊娠、出産を中医学、中国漢方の知恵で応援したいです。
さて、「不妊漢方/不妊漢方治療の応用」その2…肌の改善は体の中からの改善 卵子は見えないが肌にあらわれる。の続きの話です。
三話目です。
<不妊漢方/不妊漢方治療における40代の第二子不妊の症例検討 ①>
42歳の主婦のかたの不妊症の漢方相談
不眠、不安、冷えのぼせ3ヶ月
5年前に第二子が欲しくて病院の不妊治療を始めた。
いろいろ検査したが異常が見つけられなかった。
なかなか妊娠し出来ないことがストレスになり、この3ヶ月間は体調が崩れ、不眠、不安、冷え、のぼせ、うつ気分など
更年期障害はまだ早いと思い、不妊治療よりも体調を良くしたいと考えた。
月経周期35日、月経期間3日間、経血量少ない、色暗い。軽い生理痛
生理前に落ち込みやすい、乳房が張って痛い
食欲不振、口渇、軟便が多い。
不妊治療の5年間、排卵誘発剤、採卵、移植など繰り返した
<不妊漢方/不妊漢方治療 漢方薬の応用>
1回目:肝腎不足(かんじんぶそく)、心腎不交(しんじんふこう)、肝鬱気滞(かんうつきたい)
通りを良くして、道路の流れをスムーズにした
2回目:プラス補腎(ほじん)の漢方薬を使った
3回目:本格的に低温期と高温期に、お月様とお日様の時期に分けて漢方薬を使い分ける周期調整法
漢方服用後、体調が良くなり半年後自然妊娠ができ無事に出産されました。
※ 動物生薬の漢方薬と、美肌油の漢方も良かったと思う。
ストレスからの体の崩れ~妊娠しにくい
視床下部→脳下垂体→卵巣→視床下部→脳下垂体…
気血のめぐりをスムーズにすることが大切
次回は 仙台で「不妊漢方/不妊漢方治療の応用」を勉強してきました。 です。
<2014年3月28日撮影>
我が家の庭の福寿草です。
お日様をいっぱい浴びて黄金色に輝いています。