こんにちは。
薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
先週の漢方相談会、平日、土曜日共に忙しく新規のお客様たちも大勢いらっしゃってくださいました。
村山市から来店されたお客さま、懇意にしている知人の娘様でした。
娘様、1時間ぐらい漢方相談したのですが、終わりがけに
「土屋さん、相当勉強なさっているでしょう」
とポツリと言われまして、しげしげと店内の写真を見渡します。
なかなか勘が鋭い方のようです。
「これだけ赤ちゃんの写真が貼ってあるのはきっと口コミでしょう、ふつう、子宝相談に強い薬局って分からないからしお母さんに勧めてもらって良かった」とのことでした。
わたくしは、どれだけ一生懸命にココログのブログを書いたり、ホームページを更新しても口コミにはかなわないんだな~ということを実感しました。
山形市から来店されたお客様も漢方服用して2日で疲れてとろんと落ち込んでいた目がパッチリ開きましたので、土曜日にはご家族でいらっしゃいました。
漢方の効き目が最大の販売促進のようです。
さて速報第一弾です。
今月9月14日から9月19日まで中国研修に行ってきます。
中医痺証専門講座「南通研修」です。
日程:2014年9月14日(日)~9月19日(金)
9月14日(日) 成田より空路にて上海へ 上海より南通市へ移動
9月15日(月) 終日 南通中医医院にて研修
9月16日(火) 終日 南通中医医院にて研修
9月17日(水) 終日 南通中医医院にて研修、研修後は杭州へ移動
9月18日(木) 杭州の有名な漢方薬局等見学、西湖などその後上海へ移動
9月19日(金) 上海より空路にて成田へ
今回、南通研修へ希望した最大の理由は、中医学のレジェンド 国医大使 朱良春先生 98歳にお会いできるからです。
この機会を逃したくない、老中医のオーラを直接に浴びて中国を中医学を体感してきたい。
それが第一の目標です。
百度百科より 朱良春先生
<中华医药 中华医药 2010年 第33期 朱良春 国医大师的长寿粥 >
このユーチューブ凄いです。
朱先生の本は私も2冊もっていますが、虫類を使うことで有名で痺証の権威です。
痺証とは痛み、しびれの漢方理論です。
虫とは、サソリ、ムカデ、カイコ、ヒル、アリ、セミの抜け殻、花膠、紫荷車…人類の貴重な文化遺産としてこれからはワシントン条約で虎の骨などが使えない時代ですから、豊富な天然資源である虫類を応用して人類の健康福祉につとめていくのが中医学だと思います。
老中医の医案、人生をかけた症例集には風邪の治し方から始まって、中盤には高血圧、糖尿病、中風などの生活習慣病への漢方体験があり、その後に、痺証の痛み、しびれ、その後は不妊症の子宝相談で患者さんたちの喜びの歴史が書いてあり、最後は癌の漢方相談とバラエティーに富んだものが多いです。
子宝相談のゆりかごから、元気な老後へ痺証の漢方相談も極めていきたいです。
また今月は出発までは中医痺証研修へのことについて記していきたいです。
<2014年8月31日 山形市>
田んぼが実りました。
黄金色です。
紅い芙蓉の花と遠景は蔵王です。