おはようございます。
薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
いよいよ今週の日曜日、三連休を利用しまして9月14日(日)から9月19日金)まで「2014年 中医痺証専門講座南通研修」に行ってまいります。
中国は震災前に成都に行って以来だと思いますから、3~4年ぶりの中国です。
個人的に昨年、一昨年とその間、香港に妻と旅行に行って「香港漢方」を過去2年間体験しまして、その精神も店頭での漢方相談に役立てています。
今回の南通市の痺証研修ツアーの日本中医薬研究会の先生方は総勢8名。
A組とB組の2つの班です。
私は痺証研修ツアーの団長に白羽の矢が当たりまして、若輩者ながら精一杯研修ツアーの団長を立派に努めたいと思っています。
ご一緒させて頂く中医学講師の先生方はいつもお世話になっている陶先生と秋本先生のお二人、アテンドはN氏となっています。
ざっと中国痺証ツアー─痺証(ひしょう)とは「通じざればすなわち痛む」という中医理論に基づく痛みやしびれの漢方相談のこと─のスケジュールを紹介しますと
○9月14日 日曜日
成田空港から上海浦東空港へ→南通市へ移動
○9月15日 月曜日
B組の私は、午前中は良春中医病院、漢方薬局、鍼灸科、按摩科
外来見学 朱剣萍教授、朱鋺華教授(朱良春先生のご子息でしょうか?)
歓迎会 朱氏家族主催、朱良春先生出席
午後講義
補腎けん痺法や独活寄生湯の応用について学ぶ
歓迎会
○9月16日 火曜日
B組→南通市中医病院
午前中外来研修
午後 講義
朱氏薬食同源茶など
○9月17日 水曜日
B組 良春中医薬研究所
研修総括
修了式
13時 南通発→杭州へ
○9月18日 木曜日
杭州市内観光
中国で有名な漢方薬局、胡慶餘堂など散策
<河坊街上的大字 >
霊隠寺、六和塔、西湖遊覧、清河坊散策
午後に上海へ
○9月19日 金曜日
上海浦東空港から成田へ
こういうスケジュールになっています。
<中国の南通市は上海の隣の街のようです>
なぜかこころが惹かれて亜東書店からネットで注文してゲットしていた朱良春先生の著作2冊です。
中医師の国医大使とは中国政府からも認められている、とてもえらい著名な老中医ということです。
中国では家族を大切に、とくに老人を敬う習慣があり、歳をとっているということはそれだけの貴重な体験をされていますので人類の財産といっても過言ではありません。
今回の南通痺証研修を申し込んだのは、最初で最後になるかもしれない朱良春先生とお会いできるチャンスだからです。
朱良春先生は98歳です。
中国では「中医は長生き、西洋医は短命」と言われているそうです。
中医学は養生法の一つです。
「養生7分、薬3分」という言葉もあるくらい、日常生活から健康を目指していきます。
先週、土曜日の漢方相談会でもそのことを分かっておられるお客様が「中国人の漢方の先生のオーラを浴びに行くのですね」と激励もらいました。
出発前日の9月13日土曜日は基本的にフルに働きます。漢方相談の予約OKです。
帰国後の翌日、9月20日土曜日もフルに漢方相談OKです。
これ以外の平日も漢方相談可能ですので、ふらりと来店されてもいいですし、予約のうえご来店でも大歓迎です。
<2014年9月8日>
我が家ではソウタンの花が咲きました。
妻が大切な方から頂いたもので、1年かけて立派に大きくなりました。
我が家は環境が良いようで生き物たちが生き生きしています。