こんにちは。
薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
今日は午前中に旧知のかたから漢方談義の電話がきて30分ぐらいお話しました。
先週に来店されたお客さま、ここ数年間、早発閉経の漢方相談で今まで頑張ってきていて「あともう一歩」のところで「とある漢方」をご紹介しました。
そうしたところ、卵胞が1か月半かかってやっと7ミリだったところが、わずか1週間で14ミリに。
その後3日後には、3日で5ミリ大きくなって17ミリに。
急に卵が大きくなって成熟卵になりました。
その3日後には23ミリになって採卵できたとのことで、中医学、漢方の凄さを改めて再確認したところです。
そのことで、旧知のかたとの中医学の漢方のお電話では、早発閉経など「違う観点から卵胞が大きくなる方法」のアドバイスをもらいました。
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1)たとえばカウフマン療法をずっとやっていて、プレマリン、デュファストンなどの服用を繰り返し、疲れやすくて肝機能も疲れているかた
2)長期間、エストラーナテープを貼ってこちらも肝臓に負担がかかっているかた
そのような場合に、まず中医の五臓の「肝」を整えるようにすると、ほかの中成薬、漢方薬の効き目も良くなるし、体調も良くなりやすいそうです。
このアドバイスは、いままで私が二次元の世界にいたすると三次元の世界になった感じ、または四次元の世界に突入した感じです。
南通市の朱良春先生のご一族にあって以来、久し振りに目からうろこが落ちました。
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3)飲酒を止められないカップルに、ご主人が酒を止められないカップルへ
お酒は湿熱(しつねつ)になるのでどうしても妊娠率が下がるようです。
これへの対応策にもとても良いとのことでした。
電話口の向こうからは熱い中医学の情熱がほとばしっています。
さすがでございます。
早発閉経で困っている方へ漢方対策で微力ながら「力」になろうと思って、中医学、中国の本も中国語の原文で読んで処方を研究中です。
<2014年11月12日撮影>
右の本は中国の有名な婦人科の老中医の過去の貴重な経験が載っています。
「閉経」について2度目の読書していました。
これからちょっともう一度、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の勉強も再度していきたいです。
左側の本は北京中医院の老中医の先生の本です。
何少山先生とはちがって、流派が違う感じです。
北京中医医院のホームページを見ていると、早発閉経に対する経験が深くすごく評判がいいです。
最近は当店では昨日に2人目のお子様を無事に出産されたお客様からのご連絡と(正統的な周期療法をしたら3周期目でご懐妊、妊娠でした)、死産後に解禁したところ1周期目で妊娠して大喜びのご連絡、3回の習慣流産をされたお客様が無事に妊娠が順調なことなど、喜ばれていることが多いです。
「早発閉経・卵巣機能不全の漢方対策」こちらも参考になりましたら、幸いです。
<2014年11月11日>
東根市若木神社
秋の若木山公園の銀杏の紅葉が好きです。
なんともいえないいい感じです。