こんにちは!
薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
山形はすっかり桜の季節です。
あちこちで満開で穏やかな日々です。
私のほうは、柴松岩先生の中医婦人科のおもに不妊症に関わる全ての分野、婦人科の医案を40症例、中国語で20万8千字を読破しました!
早発閉経の大家の先生ですから、今後の店頭でのAMHが少ないかた、FSHが高いかたへのお役立ちになれたら嬉しいです。
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「POF・早発閉経に効く漢方薬、妊娠」
「早発閉経・卵巣機能不全の漢方対策/FSHが高くてAMHが少なめの漢方対策/卵巣機能を高める」
こちらの記事も参考になりましたら、幸いです。
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いまは許潤三先生という、こちらは同じく北京の日中友好医院の国家級老中医、臨床経験60年の大家の先生の本を読んでいます。
<2015年4月19日撮影>
日本では馴染み深い傷寒論にもお詳しい、シンプルな方剤で効き目の良さを発揮する「打てば太鼓のように響く」漢方を実践されている先生です。
最近読んだページのご紹介です。
まず排卵障害の不妊から。悩んでいる方も多いです。クロミッドでなかなか排卵しない多嚢胞の方の場合は肌身に染みると思います。毎日注射に通ったのに、卵が出来すぎて人工授精を見送ったり、タイミングが合わなかったり。
長期の排卵障害はいわゆる閉経の状態、早発閉経。
高プロラクチン血症、未破裂卵胞症候群、黄体効能不足への漢方対策。
甲状腺機能低下。
こちらは崩漏(ほうろう)です。不正出血のことです。
高温期の生理前の不正出血だったり、おもに黄体機能不全によります。
多嚢胞、pcosの方の不正出血は、破綻出血。いきなり止血するのではなく、活血化瘀もしながら体質改善していきます。
子宮内膜ポリープの不正出血、子宮腺筋症のつらい強い痛み、過多月経、ダラダラした不正出血などの漢方対策など。
もっと内容を読んでいるのですが、ページが長くなりますので、また中医学、中国漢方の北京の老中医の医案を読むシリーズでアップ⤴︎したいです。
先日、久々に若木山に登りました。
若木山は神町の宝です。
若木山を登る道。ああ
フキノトウがまだ咲いてました。