<2015年4月28日>
ツバメが空を旋回しながら飛んでいきました。
土手にはよく眺めるとツクシが生えていました。
春爛漫、もうすぐ5月を感じてしまいました。
ツクシの子はスギナ。
スギナは漢方薬局でも馴染み深いものです。
スギナは門荊といって民間薬では利尿効果を期待しています。
東京で中医学の修行をしているときに、師匠の先生の煎じの処方によく配合されていたのを思い出します。
あとはトウモロコシのひげ。
南蛮毛も問荊と一緒で民間薬の利尿剤のようなもの。
日本人には慣れ親しんでいる薬草だと思います。
そしてこちらはタンポポ、漢方では蒲公英として有名です。
清熱解毒作用を期待して、乳腺炎のときや炎症性のお肌の状態、婦人科漢方のときにも体質によって使う場合があります。
中学生のときに、ユーミンのダンディライオンを聴いて感動したのは懐かしい思い出です。
でも私もユーミンというよりは、坂本龍一かRCの忌野清志郎か、という世代です。
もうすぐ清志郎さんの命日がやってきます。
おそらくハナズオウです。
大空に似合いますね。