<2015年5月9日撮影>
最近、古今中医・婦科病弁治精要という中国語[E:#x1F1E8][E:#x1F1F3]の本を読んでいます。
人民軍医出版社です。
不正出血のところを読んで、漢方の不正出血対策の研究です。
軽いところでしたら、経間期出血、つまり排卵日付近の出血だったり。
よく漢方相談でも多いようなものは他には黄体機能不全による生理前の出血だったり、子宮腺筋症などの不正出血などあります。
普段から多い相談ではありませんが、困っているお客様もいらっしゃいますので、いざという時のために実力をつけておきたいなあと思っています。
中医学的な病機分けて、西洋医学では無排卵型のつまり多嚢胞性卵巣症候群の破綻出血のようなものや高プロラクチン血症による不正出血。
排卵型の不正出血では黄体機能不全など。
中医学の婦人科の有名な先生方の貴重な臨床経験、理論体系も各家多様ですのでとても勉強になる本でした。
周期療法的な不正出血対策の方法もあります。
これからも趣味も兼ねまして中医学婦人科を痺証とともに勉強していきたいです。