こんにちは。
漢方薬剤師、不妊カウンセラー、国際中医師のの土屋幸太郎です。
最近は5時頃には夕暮れとなり暗くなる山形です。
今日は2組のお客様がいらっしゃいましてそれぞれ体外受精をされているところへの「体外受精サポート漢方相談」でした。
両組とも偶然にも山形から仙台に通っていらっしゃいます。
<2015年10月20日撮影>
今年の夏の2015年8月23日に中医不妊症専門講座オープン講座があり、私も参加する予定だったのですが、残念なことに東京行きのチャンスを逃してしまいました。
すると記録されたCDが送られてきましたので暇があれば、パソコンで再生して勉強しています。
当日は3人の女性の中医学講師の先生方が講演されました。
そのうちこれは劉先生の「体外受精失敗に対する中成薬サポート(漢方薬サポート)」 ~体外受精の成功を高める漢方サポート~
です。
<体外受精の中医学、漢方的なサポート>
その1 「体外受精での採卵失敗─空胞、変性卵に対する漢方支援」
その2 「卵の数が少ない、刺激しても卵胞が見えないに対する漢方支援」
その3 「小卵胞、未熟卵に対する漢方支援」
その4 「卵巣の腫れ、腹水に対する漢方支援」
その5 「着床失敗、着床障害に対する漢方支援」
その6 「遺残卵胞に対する漢方支援」
非常に勉強になる内容です。
たとえば「いい卵子をとるため」に低温期から準備していたら間に合わないので、高温期の後半から生理3日目まで補腎精をして漢方サポートで「いい卵子」を目指す。
「良い土壌の畑(子宮内膜)」「良い種(卵子)をつくっていく方法」などすごく参考になっています。
最近は体外受精をされるお客さまへの漢方サポートして、まずは病院の薬を使っていない自然なときの基礎体温からその方の状況、体調を把握して「基礎体温をきれいにして、月経周期を整える」ことを目指します。
たとえ1周期であったとしても基礎体温がすごく良くなったり、顔色や肌の色艶が改善して、美容師さんに髪の毛の根元から変わった!とほめられたり嬉しいことが増えます。
しかも体外受精の不妊専門クリニックでは40代にも関わらず「あなたは20代前半の子宮環境です!」と先生から誉められたお客様もいるくらいです。
今日のお客様の一人は、生理の周期が「23~24日周期」だったのが今年の7月からの漢方薬で月経周期は「26~27日」に伸びて(この2~3日の月経周期の伸びがすごく大事なんです)、顔色も良くなって、ご主人様も喜ばれているようでした。
「家を建てるにも土台が大事で、土壌に大きな穴があったらスプーンで埋めても間に合わないので、シャベルやスコップなどで大きく補っていくことですよ」
「最高の病院、最新の最高の体外受精の設備、最高のお医者さんにいるところで不妊治療をされていたら、最後はあなた自身の基礎体力、土台をしっかりさせることが近道ですよ」
などとお伝えしています。
Gカレンダーで漢方サポートにより妊娠、出産されたお客さまを記録していますが、秋になったせいか、それとも送子観音菩薩像に烏瓜をお供えしたからか、毎日のように嬉しい報告が来るようになりました。
(オレンジ色の部分)
自然周期で病院に通わずに自然に妊娠されたいお客様もいらっしゃいますので、南京の国医大師の夏桂成先生の不妊症、月経周期療法の漢方本を再度、読んだりもしています。
昨夜は卵胞期の卵を育てる漢方サポートを勉強しました。
月経周期療法は奥が深いです。
今日のもう一人の土屋薬局の漢方薬のお客様は、「体外受精自体が楽しくて仕方がない」とおっしゃっていました。
ピルを服用している段階からぐっすりと眠って、睡眠も良くなったそうです。
たしかに基礎体温も落ち着いていて非常に良い感じで「揺らぎが無い」感じです。
「私って珍しいタイプですか?」
との問いに、「いや~素晴らしいですね~」
と回答させて頂きました。
きっとうまくいくと思いますし、そう信じています。
みなさま、早めに妊娠、ご懐妊、出産して頂きたいです。
…
不妊症・婦人科疾患には経験豊富な漢方薬剤師、国際中医師、不妊カウンセラーが漢方支援。
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