シリーズはまだ続いていて季節はすっかりと秋になりました。
前回は「不妊症の年代別子宝漢方相談…その5 ◎生理不順の漢方治療の三拍子」でした。
不妊症の年代別子宝漢方相談…その4 生理不順のタイプ、生理不順の原因
こちらなども参考になりましたら、幸いです。
さて、シリーズその6 「月経不順(後期):卵巣性の基礎体温の特徴 Ⅱ」の巻です。
月経不順(後期) 卵巣性の基礎体温の特徴Ⅱ
不妊症のBBTの基礎体温の特徴:卵胞期長い、不安定、波動が激しい
<またヘタウマな基礎体温のグラフになってしまいました。。>
卵巣機能低下、卵巣早衰、FSHが高い
多嚢胞性卵巣、卵巣嚢腫
中医弁証──肝腎陰虚(かんじんいんきょ)、痰湿瘀血(たんしつおけつ)
漢方方剤─補腎薬+去痰(きょたん)、活血(かっけつ)剤
補腎薬…夏至と冬至に採れる漢方薬→不正出血の予防にも、人参と海馬が配合されている脾腎に良い漢方薬→健脾化痰する。
去痰→チャガ たとえば、3ヶ月間1つの卵がホルモンを邪魔する。E2は上がってしまう
活血剤→<基礎体温が高い> 水蛭配合の漢方薬、 <基礎体温が低い> 丹参製剤や桂枝と茯苓が配合された漢方薬など
…
生理不順(後期):医原性の基礎体温の特徴 Ⅲ
不妊症の基礎体温の特徴:卵胞期長い、不安定、高め
<基礎体温は36・5℃以上>
長期間に渡る排卵誘発剤の使用、子宮内膜症治療など
中医弁証─痰湿鬱熱(たんしつうつねつ)、気陰両虚(きいんりょうきょ)
漢方方剤─滋陰清熱(じいんせいねつ)、去痰解鬱(きょたんげうつ)
夏至と冬至に採れる漢方薬、亀とスッポンの甲羅が入った亀食品、知母と黄柏が配合された虚火を鎮める補陰の名方、枸杞の実と菊の花が六味地黄丸に配合された名方、水蛭配合の破血薬など
<2015年11月4日>
烏瓜の白くて可憐な花は、すっかり熟した果実となりました。
葉っぱも紅葉で秋という感じです。
銀河鉄道の夜では烏瓜の実の灯りを思い出します。
若木山公園に足を運びました。
すっかり赤黄色の風景で紅葉が美しいです。
ブランコと銀杏の風景もなかなかですね。
今年も銀杏の香りが公園中に広がる季節となりました。