<2016年3月23日 土屋薬局店内>
今日は午前中に嬉しいお客さまのご来店がありました。
娘の出産のお礼にとのことでした。
自宅から神町郵便局に用を足すついでの土屋薬局へのご来店です。
とても可愛らしい赤ちゃんです。
お客さま 「〇〇ちゃん、漢方の先生のお陰なんだよ。ありがとね、やっと先生にお会いできたね」
ご主人に似て目がくりくりしているそうです。
主人も娘にめろめろだそうです。
関東のご実家でも大喜びだそうです。
このお客さまと漢方相談していたときには、「便秘があれば開気丸」と決めていました。
当時、中医学、中国漢方の婦人科で柴松岩先生の考え方に凝っていました。
「二陽の病」で婦人科を考えていきます。
二陽(によう)とは大腸経と陽明胃経の2つです。
つまり、食欲とお通じのことで慢性的な便秘があれば、乾燥して熱がこもり、それが生じて不妊の原因になる。
という深淵な理論です。(私が説明すると簡単そうになりますが。。)
そこで開気丸でお通じが良くなってスッキリして、同時に婦宝当帰膠や冠元顆粒などもお勧めしていました。
基礎体温が綺麗に2層になって、その後に補腎精の漢方も追加させて頂きました
その後、トータル3~4ヶ月ぐらいで漢方で妊娠、出産という素晴らしい漢方体験でございました。
最近はあまり開気丸に手がなかなか届きにくいのですが、これを機に必要なお客さまには再度お勧めしていこうかなとも思います。
昨日の午前中にも赤ちゃん連れで喜んで来店されたお客様がいらっしゃいましたし、商売抜きで嬉しい話です。
うちのような小さな薬局はなにかと暇なときが多いですから、なにかの途中に思い出して来店してもらえれば幸せです。
(お客さまには了解をもらったうえでコラムを書いています。赤ちゃんもニコニコ、お母さんとなったお客さまもニコニコでした。こちらもニコニコでした)
<2016年3月23日>
朝の大日様からの眺め
月山のような雲です。
月山は雲隠れ
朝日連峰ははっきりと
3月は空気が透き通りますね。