おはようございます。
薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
今朝はカッコウが鳴く神町でした。
爽やかな風が吹いています。
我が家の庭のクレマチスもお日様いっぱいに浴びて気持ちよさそうです。
昨日は以前に仙台での南東北中医薬研究会で周先生から教わった不妊症の不妊漢方での応用についてのシリーズをもう一度見直して読みやすくしました。
2014.03.31
「不妊漢方/不妊漢方治療の応用」…卵子老化の漢方ケア、ストレスと不妊
2014.04.02
「不妊漢方/不妊漢方治療の応用」その2…<卵子の老化を予防するために>
2014.04.03
「不妊漢方/不妊漢方治療の応用」その3…ストレスからの体の崩れ~妊娠しにくい
2014.04.21
仙台で「不妊漢方/不妊漢方治療の応用」を勉強してきました。
2014.04.22
「不妊漢方/不妊漢方治療の応用」その4…脳の興奮を落ちつかせる
2014.04.23
「不妊漢方/不妊漢方治療の応用」その5…高プロラクチン血症のタイプ別漢方治療
スレッド全体です。 不妊漢方/不妊漢方治療の応用
こちらにシリーズも「「漢方薬局で相談を受ける婦人病について」不妊症の漢方薬の使い方を婦人科医に学ぶ」と並んで時代が変わって古くならないエターナルな内容ですのでぜひご拝読頂ければ望外の喜びです。
最近は薬局での漢方相談では早発閉経のようなご相談やホルモンバランスが悪い、なかなか質の良い卵子が採れにくいなどの漢方相談も増えてきています。
以前に周先生がおっしゃったことで印象的に残っているのは「病院での不妊治療がうまくいかないから薬局に漢方相談に来る」ケースが非常に多いそうです。
たしかに自然妊娠されたり、病院のタイミング指導などでうまくいったら薬局にも漢方相談に来るお客さまはいないと思います。
ある本に「不……」たとえば「不満」や「不足」 「不便」 「不利」 「不快」 「不安」を取り除くことが大切であるとありました。
そうすると「不妊」とはまさに「妊娠に達していない」「不」でまだ望みが叶わない状況になるはずですから、今後とも周先生に教わったようにお客様の不安や不満、不快なことなどの気持ちをリラックスしてあげれるような漢方相談を今後とも目指していきたいです。
達人のような漢方の先生のレベルでは疏肝解鬱(そかんげうつ)などの心理面からのアプローチをしなくても、カウンセリングやお話しだけで(ひょっとしてオーラ?)ストレスが軽減されて補腎活血(ほじんかっけつ)などの方法だけでもうまくいくようですが、私のような凡人は疏肝理気などの漢方も上手に取り入れていきたいものです。
2016年5月12日の若木山の様子です。八重桜が散りました。