今日は山形県南の米沢市からのカップル、ご夫妻での初めての漢方薬相談がありました。3、4年前にラパロ、腹腔鏡手術で「チョコレートのう腫」を手術しました。いわゆる「子宮内膜症」が進行すれば「チョコレートのう腫」となります。
「子宮内膜症」は1期から4期まで進行の程度がありますが「チョコレートのう腫」が見つかった時点ではもう「3期から4期」まで病状が進んでいます。
子宮内膜症は「月経血の逆流」などにより「卵巣に月経血が溜まる」「月経血の逃げ場が無くなる」ので、「チョコレートのう腫」悪化していきます。
死んだ血液のようなものです。
漢方では古血というかもしれません。
さて不妊治療で体外受精をしているが採卵がうまくいかなかったり、「チョコレートのう腫の術後」、再発して大きくなった「チョコレートのう腫」が邪魔してうまく針が刺せなかったり。採卵した卵子も分割しなかったり、凍結融解胚移植では着床しなかったり。さまざまな関門、関所があるわけです。
いまは「ピル」を飲んで調整しているとのこと。
「ピル服用時の漢方薬相談のコツ」はまた機会があるときに述べていきます。
さて、ここから不妊症、子宝の漢方相談。中医不妊症、月経周期療法の出番です。
「チョコレートのう腫がある子宮内膜症の漢方薬相談」のときには「コツ」がいります。うまくその不妊症漢方薬相談のツボ、コツをおさえて漢方相談していくのがポイントです。奥様の年齢層層でも子宝の漢方相談は変わってきます。
たとえは20代と30代前半の子宮内膜症のお客様たちは同じような不妊漢方薬の方法でもいいかもしれませんが、30代後半と40代の「子宮内膜症」の方の漢方薬相談は前者の若いチームとは身体のケアも含めてもっとマイルドで優しい方法をとったほうがいいです。妊娠する確率も上がってきます。
ご主人さま、とっても明るくていい方で「主人力」も高いから今後の妊娠、出産の力にぜひ、わたし土屋もお手伝いさたいと思いました。
(主人力とは、ご主人さまが奥様を支えるダンディな優しさのことです)
とってもいいご夫妻でしたし平日で漢方相談が2時間取れたので最後は婦人科、子宝に恵まれるツボ、マッサージ方法もご紹介しました。神様、ぜひ子宝を!