ブログ版土屋薬局 中国漢方通信

土屋薬局ブログ。薬剤師・不妊カウンセラーの土屋幸太郎がお届けします。私自身、不妊体験を経て、漢方療法の力で子供に恵まれました。その経験を活かし、皆さんに健康で幸せな家庭を築くお手伝いをしたいと思っています。薬局には女性薬剤師も在籍し、気軽にご相談いただけます。健康に関するお悩み、不妊治療、妊活相談、痛みやしびれに関する漢方相談など、お気軽にご連絡ください。お問い合わせやご予約は☎️ 0237470033までお願いします。一緒に幸せな未来を築きましょう。

高プロラクチン血症と冷え性と漢方薬の関係とは?

メールをチェックしていたところ、昨年の9月から当店の漢方薬をご愛顧して頂いてるお客様が「妊娠しました!」と嬉しいご報告でした。

 

妊娠されたことをご報告されたお客様は30代。

 

高プロラクチン血症でした。

 

婦人科の検査では主人とともに「高プロラクチン血症」の他はとくに「異常なし」。いつも夫婦2人で「なんで不妊なんだろう、なんで妊娠しないのだろう?」と語り合っていたそうです。

それが土屋薬局での「高プロラクチン血症の漢方薬を利用したところ、授かったそうですからスタッフ一同「良かった、良かった」と嬉しく思っているところです。

 

冷え性「高プロラクチン血症」

 

<高プロラクチン血症の漢方薬としては?>

 

このうち「高プロラクチン血症」とはプロラクチンという「おっぱいを出すホルモン」が出産できない「未妊」「不妊」の状況に置かれているのに何らかの原因で高くて、排卵にブレーキがかかったり黄体機能不全気味になったり、月経が遅いリズムになったりと「妊娠に不利な状況」になりやすいです。

 中医学では「胸の張り」「イライラ」「ため息」「基礎体温のギザギザ」など「高プロラクチン血症」の症状を総合して「肝気鬱結(かんきうっけつ)」または「肝鬱気滞(かんうつきたい)」と呼んでいます。

 

<「冷え性」の漢方薬としては?>

 冷え性は婦人科の検査項目でもないのに雑誌やテレビ、マスコミ等、また普段の私達の生活でもとっても身近なもの。

 不妊カウンセラーの資格の勉強でも西洋医学では一切冷え性」と「不妊についての学問はありません。

 それに対して中医学、中国漢方では冷え性をとても重要視しています。

 

<「西洋」と「東洋」の架け橋>

「西洋」と「東洋」ではすごく大げさな言い方ですが、病院での不妊治療がうまくいかない場合には少し違った視線から、たとえば、このお客様の場合には「高プロラクチン血症」に一緒に「冷え性を考えたことが妊娠への近道だったのではないでしょうか?

 

「冷えたお腹」よりも「暖かいお腹」のほうが授かりやすいということです。

 

漢方理論、中医学の理論も超えるかもしれませんが「顔色が良い」「血行が良い」ことや「体が暖かくて健康なこと」は「子宝」に恵まれやすいのかもしれません。

 

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