２人目不妊の漢方相談。そして妊娠へ。

先ほど、お昼休み明けに薬局に入るとスタッフから「冷え性で漢方薬で体質改善をしたい」というお客様がお待ちなっています。とのことでした。

お客様は子連れでした。

可愛い女の子のお子様には土屋薬局景品のパンダノートを差し上げました。お母様のお話をお伺いしてみると「お家のお風呂でも温泉に入っても、体が冷えていて冷え性が改善されずに、またお風呂に入りたくなってしまいます」とのことでした。

温泉ファンである私もよく「プチ湯治」をしていますが、体の冷え性の悩みは体感としてもよく分かります。

お客様の話を聞いていきますと「２人目不妊」でもあるらしいです。「１人目」は「授かり婚」だったので「２人目」の妊娠がこんなにも難しいとは考えたこともなかったそうです。幼稚園のママ友や周囲の友達は、どんどん「２人目」を授かっているのに「私だけ」取り残されたような感じです。

そこで「飲む温泉」ではありませんが「冷え性が和らぎ体がポカポカになる漢方薬」を漢方の「冷え性」と「２人目不妊」対策にお勧めさせて頂きました。

試飲してみると「冷え性が和らぎ体がポカポカになる漢方薬」は甘くて美味とのことでした。「私にあっているかも」

最近のお客様はインターネットなどの情報化社会ですから「私の舌ベロには歯型（歯痕）がたくさんあって。。。」と気にされていましたが、とくにそのような傾向はなくて舌ベロの色がちょっと淡い感じの「血虚（けっきょ）」の傾向が強く感じました。

一般的に女性の方でストレスの「気滞」や水毒といわれる「痰湿（たんしつ）」、血行不良で血液ドロドロの「瘀血（おけつ）」などの「邪気」がなければ、このお客様のように淡い舌ベロ、つまり血虚（けっきょ）の傾向に傾きやすいのです。

「冷え性が和らぎ体がポカポカになる漢方薬」は気と血（けつ）を同時に補う便利な漢方処方でしたらから、土屋薬局に漢方相談に来店されたお客様にはピッタリだとおもいました。

お客様はその後、以前ほど体が冷えなくなりました。体の芯まで冷える辛い「冷え性」が解消してきました。「冷え性」の体質改善成功です。生理のリズムも安定してきて、規則正しい月経周期、２８日周期になりました。

子育ても疲れなくなり元気がでてきて「体調がいいなあ」と感じていたら嬉しいことに「２人目」も妊娠出来ました！

「冷え性」は体にも「不妊」にも良くないことを漢方薬で改めて実感です。子供もすっかりお姉ちゃんらしくなってきましたし、土屋薬局さんに「冷え性の漢方相談」に行って良かったです。

漢方薬は気血（きけつ）の不足を同時に補うものでした。

「疲労倦怠感、息切れ、めまい、生理の量が少ない、あるいは無月経」などの虚証（きょしょう）を伴うような「冷え性」全般の体質改善に長期間服用することができます。

山形県の場合にはとくに冬の期間が長いですから、体を「冷え」から守ることはとても大切なことだと思います。

良い情報として、とくに「お腹を冷たい飲食物で冷やさないこと」「氷水など冷えたものを避けること」「冷蔵庫から取り出したばかりの食べ物、飲み物」などにも注意します。
ファッション、洋服も大切です。スカートなどで足腰を冷やすことを避けます。
素足も足の裏の「涌泉」というツボから「冷え性」の邪気（寒邪）が侵入してきます。お風呂あがりには特に油断大敵、注意してすぐに靴下を履いて足の裏を冷やさないように気をつけます。（よく温泉場でせっかく体を温めたのに、冬でも素足で歩くような方をみかけますと、私はゾッとします。^^;）
生理前後はとく、普段からもそうですが、睡眠を十分にとります。２３時前には床につきたいところです。「睡眠は良薬」です。
冷え性体質の方は下腹部のへその下、パンツの上あたりをホッカイロ（貼るカイロ）などで温めることや腹巻きなどもお薦めです。女性にとって「気海（きかい）」や「関元（かんげん）」など大事なツボが密集しています。
入浴はぬるめのお湯にゆっくりと。体を芯から温めましょう。