飛行機に乗って病院に治療に通われていました。
10数年前のことですが、山形から北九州の有名なクリニックに不妊治療に行かれた方の不妊症の漢方薬相談がありました。
体外受精を15~16回されていらっしゃいました。
体外受精が成功するような不妊の漢方薬3種類をお勧めしました。
体外受精の3ヶ月前からの漢方薬の服用です。
そしてめでたく妊娠されました。
可愛い女の子が出産されたエピソードを良い思い出として残っています。
さて話は本題に戻ります。
山形空港から多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)での不妊で遠方の不妊治療専門、体外受精専門クリニックに通っていたお客様。
なかなか妊娠しませんでいた。
なかなか「子宝」に恵まれません。
<県外の体外受精専門クリニックから、物は試しと山形空港のお膝元の土屋薬局へ>
ある時友人から「山形空港から飛行機に乗る前に空港のお膝元の神町の土屋薬局さんで漢方薬の相談してみたら?」と提案を受けました。
さて、初めて友人からの一声で「漢方薬でPCOS、多嚢胞性卵巣症候群の体質改善をする」ことを意識しました。
基礎体温を持参して不妊症の漢方薬の相談に土屋薬局に行きました。
POCSとは、多嚢胞性卵巣症候群のことです。
初潮年齢が遅かったり、初潮が来てから無月経の生理不順が半年だったり1年間くらい生理が来なかったり。
クロミッドなどの経口の排卵誘発剤や注射にも卵巣が反応しない場合もあります。
肥満だったり、FSHと協調するLH(黄体化刺激ホルモン).が高くて排卵にブレーキがかかっていたり、糖尿病気味だったり、男性ホルモンが高くてニキビが多かったりと様々な特徴があります。
肥満や糖尿病気味は体の脂肪が多くて天然の「自家製ピル」のような働きで排卵障害が起こったり。
これはBMIといってボディ・マス・インデックスの数値が一般的に30以上で起こりやすいと言われています。あなたの体重(ご主人に秘密にしているケースが多いです。😅)を身長で割って、さらにもう一回身長で割ってください。
たとえば57kg➗1.65メートル➗1.65メートル=20。このような計算式になります。この場合にはBMIは20となります。
もし身長が165センチでBMIが30だとすれば、今度は1.65✖️1.65✖️30=81kg😆となります。
また肥満気味や何らかの原因で太っていなくてもインスリン抵抗性という糖代謝に関係のあるホルモン分泌の以上、トラブルによって多嚢胞性卵巣症候群、PCOSに発生しやすい場合もあります。
よく病院🏥ではメトフォルミンなどの糖尿病のクスリを多嚢胞性卵巣症候群、PCOSの改善を狙って処方されたりします。
メトフォルミンとはもうだいぶ長い歴史を持つ糖尿病のクスリですが、いまの時代でも有効性が認められ逆に脚光を糖尿病治療薬として浴びているお薬です。
そのメトフォルミンも多嚢胞性卵巣症候群、PCOSの治療薬として有効です。
メトフォルミンとはフレンチライラックのお花の成分から発見されたものですから、ある意味天然の漢方薬と大きく考えてもいいかもしれません。
当店からはPCOS,多嚢胞性卵巣症候群のアドバイスや心構えもアドバイスしました。
たとえば肥満を避けるために早食いしないこと。
パスタ🍝やラーメン🍜、ファストフード🍔🍟🌭、甘い飲み物🍹、ビール🍺🍻、お酒🍶、パン🍞🥐🥖などに気をつけるなどです。
糖質は多糖類で複雑な構造式のほうがゆっくりと体に吸収されていくのですが、単糖類に高いイマドキの脳が好まそうな食べ物だと、あっという間に血糖値が上昇してしまいます。
これが1つの多嚢胞性卵巣症候群、PCOSの原因、要因です。
東根市内の開業医の内科の医師の先生方は、玄米食をしている先生は私の知る限り2名。また朝食にパン🍞🥐🥖を🥞食べると糖尿病へ真っしぐらだですよ。
と警告する先生もいらっしゃいます。
そのようなお話をお客様にと話しさせて頂きました。
あらためて多嚢胞性卵巣症候群、PCOSの日頃からの生活習慣、養生法の大切さにも改めて気が付いたそうです。
もちろん現役世代は高齢の時間がたっぷりある高齢者と違って運動できる時間や余裕がどうしても夫婦共働きで少ないですから、頑張って歩く🚶時間をとること。
たとえば夫婦でてを握って散歩するなど愛情👩❤️👩たっぷりでグーですね。👍
昼休みに会社の階段を歩いてトレーニングしているかたもいますよ。
京都の産婦人科医の中山先生の不妊症を現役医師から学ぶ勉強会では小噺ですが「先生、どんな食べ物を食べたらダイエットになりますか?」と患者さんから聞かれました。先生は「食べないでください」と解答したそうです。😄👏
<妊娠の画像>
わずか数ヶ月の不妊症の漢方薬相談でお客さまは、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)だったのに漢方薬で自然妊娠されました。
妊娠10週を迎えました。もう少しで完璧安定日です。
土屋薬局スタッフ一同、まさに「良かったですね~」「漢方薬効きましたね~」という感じです。どうもおめでとうございます!
<子宝の画像>
せっかくの「質の良い卵子」を持っているのになかなか排卵できずに妊娠できません。
「銀の鈴」が「ガラスの箱」に入っていて、なかなか「ガラスの箱」=キロキロした皮の厚いウズラのような「卵巣」を脱出することができません。
多嚢胞性卵巣症候群、PCOSはツラの皮が厚いのではなくて、卵巣の皮が厚いのですね。
この場合には漢方薬的な立場だと痰湿(たんしつ)とか瘀血(おけつ)といって排卵障害を引き起こす要因、邪魔なものがあるのでそこを体質改善のテーマにすると病院🏥の多嚢胞性卵巣症候群、PCOSの排卵障害、無月経、排卵の遅延がより早く治ってきて妊娠🤰しやすいのです。
もちろん婦人科での排卵誘発剤の経口の飲み薬やお注射にも反応しやすくなって妊娠へ
の近道、リーチとなります。
多嚢胞性卵巣症候群、PCOSの中医学、漢方薬的な考え方は上記の痰湿(たんしつ)と瘀血(おけつ)のほかに多嚢胞性卵巣症候群、PCOSになりやすい体質的素因もあると考えています。
それが腎虚(じんきょ)という概念です。
もし卵子の質が悪かったり、加齢による年齢的な素因があってAMHという卵巣の卵子の在庫がたくさんある多嚢胞性卵巣症候群、PCOSの方であっても、30代や40代前後で加齢が心配になれば補腎(ほじん)といって補う漢方薬も組み合わせるケースがあります。
<多嚢胞性卵巣症候群、PCOSはLHとFSHのバランス、ニキビ、吹き出物、肥満、痩せ体質、破綻出血なども考える>
漢方薬的なPCOS、多嚢胞性卵巣症候群の場合には、ほかにはLHが高くてFSHとLHのバランスが悪くて排卵にブレーキがかかっている、ニキビや吹き出物などが多い、肥満と痩せの多嚢胞性卵巣症候群、PCOSの漢方薬相談の違い、基礎体温表からの不妊症の漢方薬の相談など非常に多岐に渡り検討できる分野があります。
破綻出血といって多嚢胞性卵巣症候群、PCOSで長期に渡り排卵しない場合には子宮内膜が落ちてきて不正出血がダラダラと続くケースも多いです。
この場合には、多嚢胞性卵巣症候群、PCOSの不正出血の漢方相談のジャンルもございます。
<多嚢胞性卵巣症候群、PCOSの病院の治療はタイミング、人工授精、体外受精とステップアップしていきます>
多嚢胞性卵巣症候群、PCOSは生活習慣の改善プラス、病院の治療ではタイミング、排卵誘発剤の経口のクロミフェン、クロミッドからFSH、HMGの注射、そして人工授精、体外受精とステップアップしていきます。
できれば体外受精までいかない段階で多嚢胞性卵巣症候群、PCOSの方は早めに妊娠できるといいですね。
<多嚢胞性卵巣症候群、PCOSの漢方薬相談、上手にやれますのでぜひ山形や東北のかたは土屋薬局までご相談お寄せください>
PCOS、多嚢胞性卵巣症候群で困っている方、不妊症で悩んでいる方は若いお嬢さんたちが多いです。
20代、30代で不妊症、未妊で辛い思いをされている方は山形県東根市の土屋薬局までぜひ漢方薬のご相談お寄せください。
もちろん普段の運動不足の解消や食事の見直し、食べ方でよく咀嚼しない、20回はよく噛んで食べる。
ストレスの軽減など自己の生活習慣、食生活、睡眠を十分にとることなどの努力も不妊症の体質改善には必要なことです。
不妊カウンセラーの資格を持つ薬剤師が親身に生活習慣の改善からもサポート。
一緒に「お客様とチーム」になって不妊症体質からから妊娠への手助けをします。
土屋薬局に漢方薬の相談をしたら人生が変わるかも❗️😄👏
東根市、天童市、河北町谷地、寒河江市、村山市、山形市、新庄市、最上郡、長井市、米沢市、南陽市。または庄内地方でPCOS、多嚢胞性卵巣症候群でお悩みの方はぜひ土屋薬局まで漢方薬の相談お寄せください。
…
<妊娠の画像>
本人様の了解を得まして、頂いたメールを紹介させて頂きます。 「3月の嬉しいお話です」の(6)で紹介したお客様I様です。 偶然ですが、そのI様を紹介したお友達のかたG様も、2人目が欲しいときに悩んでいて、隣県より当店に来店され、2週間でご懐妊、そしてご出産となられています。I様には、PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)の漢方薬のご相談をさせて頂きました。
「 3月11日にお世話になりました。 その節はお世話になりました!
あの日から、処方していただいた多嚢胞性卵巣症候群の漢方薬を飲み続けた結果、 本日病院にて妊娠が確認されました!
こんなに早く結果が現れるとは、自分でも正直驚いております。
多嚢胞性卵巣症候群の漢方薬は、じわじわと効いてくると思っていましたので、 このような結果に未だに自分自身が驚いているところです。ご存知のように私は超肥満体型ですので、 今後は体重管理に十二分に気をつけたいと思っております。まずは取り急ぎご報告をさせて頂きました。本当にありがとうございました!! 安定期に入るまで、ゆったり過ごしたいと思っております! 」
Iさまは、35歳です。 2人目を希望されています。
PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)でネックレスサインが卵巣に認められます。
右の卵巣は、20歳のときから2cmの卵巣嚢腫があり、 大きくなっているそうです。 昨年の10月からは、タイミング療法で、 クロミッド、HMG、HCGを使っています。
便は普通です。便秘はしません。 朝は6時半に起きています。
朝は食パン1枚とコーヒー。 (「PCOSとパン」も参考にしてください)
お昼はお茶漬け。 夕飯は18時半。 22時半~23時には寝ます。
寝つきが悪いタイプです。 夜中にはトイレに1度起きます。朝方にも1度起きます。 足は冷えやすいです。
舌ベロは、尖紅(せんこう)で、舌全体は暗。 苔は、白苔です。とくに奥の苔が厚いです。
… Iさまの漢方相談の要点は、
1)PCOSであること。 →淤血(おけつ)と痰湿(たんしつ)があることが分かる。 2)肥満であること。 →中医学では、肥満は痰湿(たんしつ)タイプに多く見られます。
3)舌の尖に赤みがあり、また舌の苔がかなり厚めであること。 →心熱(しんねつ)というストレスがあること。 また痰湿(たんしつ)の邪気がかなりあることが分かります。
4)卵巣嚢腫があること。 →淤血(おけつ)と痰湿(たんしつ)があること。 以上の観点から、多嚢胞性卵巣症候群の漢方薬は2種類で「Iさまスペシャル」の攻撃するタイプの漢方を選びました。
それぞれ卵巣嚢腫にも、2人目を目指すにも、また解毒効果も兼ね、ダイエットにも役立つ「一石三鳥」「一石四鳥」クラスの組み合わせでした。
一つの多嚢胞性卵巣症候群の漢方薬は、淤血(おけつ)を解消して、気鬱(きうつ)のストレスと痰湿(たんしつ)の浮腫みにも効果がある処方。
もう一つの多嚢胞性卵巣症候群の漢方薬は、Iさまは冷え性体質でしたが、あえて解毒効果を前面に出すために、清熱涼血活血(せいねつりょうけつかっけつ)で、体の毒出しを優先しました。 果敢な漢方薬が功を奏して、短期間での良い結果につながったと思っております。どうもおめでとうございました! 今後ともお体大事にして過ごしていって頂きたいです。
<4月20日追伸です。 >
「ご連絡が遅れて申し訳ございません! 実はあの後、少々出血をしてしまい、入院しておりました。でも、無事に出血も治まり、本日退院してまいりました! そして、今日、本当に今日発覚したのですが・・・なんとお腹の赤ちゃんは双子でした!! 今は嬉しい気持ちと、どこか人事のような感じです。 二人の元気な姿と心拍も確認できました^o^ これからは、ますます用心しながら、元気な双子を産みたいと思っております!!本当にありがとうございました! 」
双子ちゃんとのことで、当店もそのお手伝いになったと思いますと感無量です。
…
<妊娠の画像>
5月23日
「こんにちは。PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)の漢方薬を服用してから約6週間たちました。結果のご報告ですが、2週間程前から赤ニキビがあまりできなくなり、 出来たとしても小さく治りやすくなりました。
友人からも肌が綺麗になったと言われました。
ビタミン剤の服用や外用薬をつけてもどうしてもできてしまいましたが、 あまりの変わりようにただ驚いています。
本当にびっくりしてしまったのですが、おととい今年に入って始めて排卵がありました。 誘発剤でも排卵しなかったのに、今回は誘発剤も服用せず、PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)の漢方薬のみでした。 基礎体温も全体的に上がってきて、排卵後の体温の上がり方も今までより 早く上昇してます。」
… 今年の平成20年4月11日からご相談されたお客様の 経過が良いので、ご本人様の許可を得て紹介させて頂きました。
PCOSによる「無排卵」と「にきび」とのことで、多嚢胞性卵巣症候群の漢方薬で両方に効き目があって良かったなあと思っております。
中医学的には、PCOSとニキビは、痰湿(たんしつ)という邪気(じゃき)が 体や卵巣に存在していると考えていますので、 去痰(きょたん)の漢方薬を使えば、デトックス効果があって、 お肌がきれいになって、「排卵力」も良くなるのです。
Hさまは、初潮以来ずっと生理不順だったとのことですから、 今後とも生理周期が安定していき、その結果、自然にご懐妊されたら嬉しいです。
…
PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)のかたのご懐妊
先週の土曜日の午後に、ちょっと暇だったので、軽く読書をしていて、 ふと目を上げたらカップルのお客様たちの見下ろす視線と目が合いました。(苦笑) 奥様は、すでにお腹が大きくて幸せそうでした。 妊娠5ヶ月目で、順調とのことで、 お礼がてら報告に来店したそうです。
今回は、糖尿病の薬を私のアドバイスも参考にしながら、 クリニックの先生の指示通りに、メトフォルミンを服用するだけで、 クロミッドなどの誘発剤も使わずに、(漢方薬はずっと服用していましたが)、 自然に授かったそうです。
「何にも考えなかったのが良かった」というご主人様の意見に納得です。
12月に出産の予定で、今はもう、つわりも落ち着いたそうです。
平成18年12月31日の大晦日が初めての漢方相談でした。
奥様当時25歳。
結婚1年半。 生理不順。
1年前から生理が来ない。
PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)と診断されている。
病院から、クロミッド1日2錠の服用と温経湯を処方されている。
HMG注射(卵を育てる注射)も併用している。 舌の尖(さき)は、赤めでストレスを感じます。 舌の苔は、白い感じで、冷え性を感じられます。
○お勧めしたPCOS(多嚢胞性卵巣症候群)対策の漢方薬
1)養血調経(ようけつちょうけい)…生理が自然に来るようになる漢方薬
2)活血化淤(かっけつかお)…無排卵に強い漢方薬
3)健脾化痰(けんぴかたん)…胃腸を丈夫にして、卵巣の汚れを解消し、排卵にに役立つ漢方薬 その後、真面目に来店をお続けになりました。
○平成19年1月5日 レーザー療法を紹介されたが、抵抗感があります。
糖尿病の薬を使う方法も紹介されました。 生理は、注射をしないと来ません。
いまは、ずっとHMG-HCG注射でのタイミング療法をしていて、 すでに5~6回繰り返しています。 次回は、クロミッドの内服から始めます。
○PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)にお勧めした漢方薬
1)養血調経(ようけつちょうけい)で生理のリズムを調える漢方薬
2)卵巣の若返りの漢方薬…これは素晴らしいです。
3)ご主人様に→「種」を増やす漢方薬
○平成20年4月6日
妊娠検査薬も漢方薬とともにお買い上げ。
「もしかしたら…」 … ということで、先週の土曜日に嬉しい来店で、とても嬉しく思った次第です。 ご主人様も、奥様も、明るく元気そうで良かったです!
jdy00247.hatenablog.com
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ココログ版土屋薬局 中国漢方通信: PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)に効く漢方薬不妊から妊娠1
ココログ版土屋薬局 中国漢方通信: PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)に効く不妊から漢方薬妊娠2
不妊症、婦人科疾患には経験豊富な漢方薬剤師、国際中医師、不妊カウンセラーが妊活応援。
土屋薬局 所在地 山形県東根市神町中央1-10-7
営業時間 第二、第四日曜日お休みです。
平日 午前8時~午後7時 土祭日 午前8時~午後6時
電話 0237-47-0033 漢方電話相談室 0237-48-2550 FAX 0237-49-1651
2016年7月25日 仕事が終わってから夕方の若木山を登りました。
月山に赤々と日が沈んでいきます。