おはようございます。
暑さが今日も厳しくなりそうな山形です。
36℃まで上がりそうです。
<2016年8月5日 我が家の朝顔>
さて昨日、東京のイスクラ産業さんの本社に電話して中医学、中国漢方のことについて問い合わせをしましたら、約1年半ぶりくらいに「ようびん先生」から教えてもらうことが出来ました。
以前の内容はこちら 「肝臓癌、肺癌、のどの養生法など中医学的、漢方的なアドバイス」です。
今回は「首の凝り、 頭痛、 吐き気」の漢方相談です。
70代 女性
「1ヶ月前に昼食中に急に後首がギューっと固まったようになり動かくすことが出来なくなり、自分で首筋をもんでなんとか動かせるようになりました。
整形外科では年齢によるものと言われ、首の凝りをほぐす薬をもらいましたがさほど良くなりません。
その上、それ以来、頭の上からズシッと何かで抑えられている感じと軽い吐き気があり、後首もと時々締め付けられているように感じます。
今は1週間に1度はハリ(鍼灸)をして肩こりはだいぶ良くなりましたが、頭重とムカつきで外出が億劫(おっくう)です。
日常生活は大丈夫です。
なんとかスッキリできれば旅行も楽しめるのに…と思い漢方相談させてもらいました。
なお、今年のはじめに急に起こった"良性頭位めまい症”は今はあまり起こりません。
たまにファーっとなる位です。
体型は細身です。
これからも1週間ぐらいの旅行ができるようになりたいです。
何か良い薬があればお願いします」
…
ようびん先生のアドバイス
「まず血圧を聞くことです。
めまいや首筋の凝り。
まずは「気血の巡り」が悪いです。
丹参製剤の冠元顆粒や「カラスビシャクの根茎と白朮、天麻が配合された漢方薬」、葛根など。
葛根湯は「血圧」が高い時には使いづらい、麻黄が入っているから、気をつける。
「首から上がスッキリする漢方薬」も使えます。
解表薬だけでなくて去風薬も使いたいから「痛みを散らして楽楽になる漢方薬」もちょっと入れる。
1週間ぐらい様子をみる。
後頭部のこわばりは、去風薬を使いたい、葛根や「痛みを散らして楽楽になる漢方薬」など。
まずは1週間は様子をみる。
同じく今朝の我が家の「薄荷の花」です。
暑い日にはスーッとメントールの香りで涼しく過ごしたいものですね。
…
追伸です。
その後、改めて漢方相談ご希望のお客様とお話をさせて頂きました。
土屋 「血圧はいかがですか?」
お客様 「血圧は低めです。高くありません」
土屋 「食欲やお通じはいかがですか?」
お客様 「食欲も通じも大丈夫です」
もともと独歩顆粒や逍遥丸をご利用しているお客様でした。
ようびん先生のアドバイスのもと「痛みを楽楽にする漢方薬」と「首から上がスッキリする漢方薬」のこちらの種類をチョイスさせて頂きました。
症状の改善を心より願っております。