おはようございます。
昨日の台風は大雨をもたらしましたが、無事に去って行きました。
皆様のお住まいのところは被害などございませんでしょうか?
最近は水害など雨が降ることも多いようです。
気をつけていきましょうね。
<2016年8月23日 我家の庭> 茶花である「宗旦」です。
さて、今日のココログは「不眠の漢方」の話です。
まだ「睡眠薬、睡眠導入剤は怖くて服用できない。」「習慣化するのがイヤ、イヤ」などの方も多いと思います。
漢方でぐっすりと眠れるようになるお話です。
…
40代女性のお客様です。
不眠症の漢方相談です。
仕事が忙しくて「眠りが浅く」なりました。
ご主人様の帰りが22~23時と遅いです。
夜に寝ることも必然的に遅くなりがちです。
就寝時間は12~1時、体に悪いとわかっていてもご旬様の帰りが遅いので夕飯も21時、21時半ぐらいになってしまいます。
朝は6時半の起床。
睡眠が足りていないので日中も眠くなってしまいます。
食欲はあります。
でも量は減りました。
漢方相談は7月20日の時ですから「暑くて水分を多くとるので下痢」もしやすくなっているそうです。
舌ベロチェックでは色は淡紅、苔は白苔でやや体に過剰な水分と胃腸に負担がかかっているようでしたから、漢方薬2種類をお勧め、ご紹介しました。
1つは貝殻や宝石類などの「重い」鉱物性を利用した漢方薬。
あまちゃんで有名な三陸地方の名産も入っています。
(「ミンハオ 琥珀と珍珠母…新しい重鎮安神薬」こちらも参考になりましたら、幸いです)
<こちらは宗旦の蕾です>
もうひとつは「植物性の養心安神と言われる心をリラックスさせるもの」です。
夏の寝苦しい晩にも、「獏(ばく)」が怖い夢をパクパク食べてくれます。
今日の8月5日に来店されたところ、「以前よりはだいぶ睡眠が良くなった」「ぐっすりと眠れるようになった」と嬉しい漢方薬の体験でした。
素晴らしいです。
引き続き、舌ベロチェックしたところ、苔が薄くなってしましたので「不眠症の漢方薬」は一部を変更してより胃腸を丈夫にしてリラックスできるようなものに変更させて頂きました。
今後とも「質の良い睡眠」で健康づくりを一緒に目指していきます。
「植物性の養心安神と言われる心をリラックスさせるもの」は、
1)「寝付きが悪い、夢が多い」→1週間の漢方の服用でスムーズに眠れるようになり、夢もほとんど見なくなった驚いた。
2)「不安、イライラ、憂鬱」→「気持ちを爽やかにする漢方薬」と一緒に併用して「心がスーッとしてまるで春のお花畑にいるようで明るい気持ちになり」だいぶ楽に生活できるようになりました。
3)「耳鳴り、耳が塞がったような閉塞感、耳の詰まった不快な感じ」→耳鳴りがもう何年も治らずに、耳がつねにいつもいつも塞がった、塞がった感じ! 化痰する漢方と一緒に併用したら2週間後に「耳が塞がった感じ、耳の詰まり、耳閉感がスッキリと漢方で解消、3ヶ月後には耳鳴りも静かになってきました」人生が変わった感じで新たなステージに行った感じ。
などなど嬉しい体験談も数多く報告されているものです。
それでは、まだまだお暑い日々が続いていますので、みなさまお体ご自愛くださいませ。