昨日の午前中に尾花沢市からの漢方相談のお客様が2名のかたもいらっしゃいました。
これは東根市の土屋薬局にとりましては、とても嬉しいことでした。
1人のかたは30年前の突発性難聴後に続く耳鳴りと首筋から後頭部のところの締め付けられるような、引っ張られるような痛みでチクチクした不愉快な感じが続いている漢方相談でした。
耳の手術後からそのような症状が続いているとのこと。
中医五官病で「耳鳴り」「突発性難聴」の漢方を日頃から勉強していますので、トン先生から教わったことをベースに置きながらお薬2種類お勧めしました。
ちょうど1ヶ月くらい経過したのですが、だいぶ顔色が良くなっていらっしゃいまして、ご本人様も「娘からもお母さん、ずいぶんと顔色が良くなったね」と言われているとのことでした。
これからは下半身の膝痛や坐骨神経痛の漢方相談だけでなくて、ベクトルは↑に。
頭痛や肩こり、耳鳴り、眼精疲労など、頭部など、体の上半身↑の気になる症状にも、より的確に漢方相談を対応させていきたいです。
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秋の大石田風景
<2016年9月25日>
妻が所要があったので午前中は大石田で時間を過ごしていました。
大石田はどこに行ったらいいかよく分からなかったので、駅の待合室で読書しました。
なかなか快適な空間でした。
大石田駅の待合室
テレビもあっていい雰囲気でした。
最近、再びこちらの本を読んでいます。
体外受精と漢方の併用で成功率を上げる本です。
卵子の質を上げること、採卵できる卵子の数を増やすこと。
着床して妊娠、出産できるような子宮内膜を作っていくこと。
この2つが肝腎です。
基礎体温では、低温期は「卵子」の問題に、高温期は「着床」「妊娠」につながっていきます。
深淵な世界が広がっています。
このページは不妊症の患者さんは「月経過少」であり「子宮内膜が薄かったり」、「子宮内膜は正常の厚さだけど月経量が少ない」ことが多く見受けられる。
多くの要因としては、生まれつきの先天的な稟賦が不足していること、腎精不足。
あるいは流産後に手術で掻爬などで血を損傷したこと。
脾虚で胃腸が弱いので化源不足で血虚となること。
したがって月経血が衰え、少なくなり、血海(けっかい)は満ちることなく、月経量は次第に減っていく。
そしてそれは妊娠に影響を及ぼす。
ということなどなど示唆に富む内容です。
アレルギー性鼻炎があれば体外受精の着床にも問題がある。
これも深いです。
大石田、村山、尾花沢、東根市の地域情報誌の「きたにゃ」は入魂の「真下慶治記念特集号」です。美術ファンは今号は「必見!」です。
大石田町のマンホール
勉強を終えて散歩していたら道中に斎藤茂吉のお墓を発見しました。
山形県の方も大石田に斎藤茂吉のお墓があることを知っている人は少ないのではないでしょうか?
猫との遭遇
そして最上川にでました。
感動です。
最上川は悠々と
山形県の母なる川 最上川