ブログ版土屋薬局 中国漢方通信

土屋薬局ブログ。薬剤師・不妊カウンセラーの土屋幸太郎がお届けします。私自身、不妊体験を経て、漢方療法の力で子供に恵まれました。その経験を活かし、皆さんに健康で幸せな家庭を築くお手伝いをしたいと思っています。薬局には女性薬剤師も在籍し、気軽にご相談いただけます。健康に関するお悩み、不妊治療、妊活相談、痛みやしびれに関する漢方相談など、お気軽にご連絡ください。お問い合わせやご予約は☎️ 0237470033までお願いします。一緒に幸せな未来を築きましょう。

ピートル、オーラルフレイル、コンクレバン、むずむず足症候群、チョコレート嚢腫

こんにちは。

薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。

今日もチラチラと雪降りの山形です。

すっかりの雪国らしい風景です。

昨夜は東根市のタントクルセンターで北村山薬剤師会で山形市立済生病院の腎臓内科の先生のお話を聞いて勉強しました。

お薬の説明はキッセイ薬品さんのピートール。

リン(P)を取るで、ピートルという納得のネーミングでした。

鉄でキレートを作ってリンを取る。

ただし下痢には注意という感じです。

腎臓内科の先生は「神クラス」の素晴らしい先生でした。

薬剤師の父と妻と3人で向かって、薬剤師会の先生方にも挨拶して帰ってきました。

今日は午前中は地元の馴染みのお客さま。

最近、私も妻と一緒にコンクレバンを愛用していますが、そのお客さまは長年に渡りお子さまの体質改善にコンクレバンをご愛用され、お母様の本人様もコンクレバン無しでは生活できないそうです。

コンクレバンは日水製薬さんからでている肝臓加水分解物です。

ブタの肝臓に牛の心臓、それにビタミンが入っています。

血液中のアルブミンが足りないと老化が起きたり、寿命に関係します。

コンクレバンは医薬品の肝臓加水分解物では血中のアルブミンが改善されているデーターがありますので、これからの高齢化社会に役立つものだと信じています。

実際にコンクレバンを服用すると、私は体がポカポカします。

心臓エキスが入っいるから心拍出量によくて手足の末端に血流がたっぷり流れていきます。

先日のEテレでもオーラルフレイルで老化が進む、とありました。

高齢者が自立した生活を送ることができる状態から要介護に至るまでの間に「フレイル(Frailty)」という概念があります。

そのフレイルの前駆状態とも考えられているのが「オーラル・フレイル」。

日本歯科医師会さんのホームページから。

『オーラルフレイル』を理解して、健康長寿を目指しましょう

『オーラルフレイル』は、滑舌低下、食べこぼし、わずかなむせ、かめない食品が増えるなどのささいな口腔機能の低下から始まります。早めに気づき対応することが大切です。これらの様々な口の衰えは身体の衰え(フレイル)と大きく関わっています。

日本歯科医師会は、「8020運動」に『オーラルフレイル』という新たな考え方を加え、健康長寿をサポートしてまいります。

結局は、食べられなくなるから血中のアルブミンが減って健康寿命が短くなる。

高齢者が自立しにくくなる。

ということです。

お肉や魚、卵などのタンパク質は体の維持に大事です。

話は戻ります。

コンクレバンを購入されたお客さま、お子さまは丈夫になりました。

体質改善にコンクレバン+黄耆建中湯(おうぎけんちゅうとう)。

黄耆建中湯もアトピーなどのアレルギー疾患の改善に良くて、お肌や気管支など体を丈夫にする、免疫などにもいい漢方です。

桂枝湯の芍薬を2倍にして漢方の飴を入れたものに、黄耆を足したものです。

黄耆は皮膚などによい補気剤です。

人参は「守る」ほう。胃腸など体全身に

黄耆は皮膚など「防衛」するほう。

今から1700年ぐらい前の傷寒論の時代には「甘いもの」も薬になったので、漢方の飴が入っています。

きっとこれで栄養状態が改善したのでしょう。

「甘味」は栄養、滋潤作用があり大切な五味の1つです。

その後のお客さまは「むずむず足症候群」のお客さま。

手足や体全身のしびれ、ピリピリ感の漢方相談など、土屋薬局にふさわしい「痛み、しびれ」の漢方相談が2件ありました。

「むずむず足症候群」のお客さまは医療関係者なのですが20年前から発症して、当時は大学病院でも分からずに精神病の扱いにされた。とおっしゃっていました。

初回、2回目と心脾顆粒(帰脾湯)で様子をみたのですが症状が変わらずでした。

舌ベロは色は痰、舌の奥に白膩。

うーん。

血虚気虚。あっ! そうだ!

ということで独歩顆粒を試してもらうことにしました。

独歩顆粒とは独活寄生湯です。

さてどうなるでしょう。

証のとり方は間違っていないと思います。

栃木県のさくら薬局の毛塚先生は1年間でむずむず足症候群を改善した症例を持っていましたので、ちょっと時間があれば良くなるのではないかなと思います。

手足や体全身のしびれ、ぴりぴり感の神経障害性疼痛のような原因不明の症状、10月2日から漢方初めて、いま12月でお客さまの顔の表情、だいぶ明るくなりました。

だいぶ良いそうです。

驚くべきことに量販店のドラッグストアで働いていて、お客さまたちがビタミンB12を求めにくると、土屋薬局を紹介してくれているそうです。

そんなビタミンなんかじゃ、痛み、しびれは効かないわよ。とココロの中で思っているそうです。

私は黙って話を聞いていました。

そういえば昔、ドラッグヤマザワさんで働いている方がロキソニンをお求めのかたに土屋薬局を紹介してくれて、お客さまがどんどん来たこともありました。

当店のような小規模店、もう話しにならないので大型チェーンドラッグストアとも共存共栄の世界でございます。

人の世話になると恥ずかしいので、ニコニコ(^^)しましたが、有り難いことです。

その他、関西方面のお客さまには不妊カウンセラーとしてチョコレート嚢腫についてのアドバイスが昼間の会社の休憩時間を利用して1件の漢方相談。

お客さまはカンジダ膣炎はすっかり治って再発していないそうです。素晴らしいです。

子宮内膜症ですごくショックだとのことでした。

ここで私が得意の励ましと大丈夫です!

ということでお客さまも安心されて明るくなって良かった。良かった。

もう1件も関西方面の、実際に山形に飛行機で来店したお客さまからの継続リピートでの漢方相談。

こちらはご主人様の禁酒は「腹をくくる」しかないですね。

などアドバイスさせて頂きました。

昔から、ひょっとしたら私は関西方面の方と漢方相談は性に合うかも。と思っています。

などございました。

以上、本日の途中経過でした。

今日はけっこう長く文章を書いたかな? (^^)