平成25年4月から土屋薬局で不妊症の子宝漢方を購入されていたお客さま、卵管が通っていなくて、もう片方は通っているけど細い感じ。
33歳のときから初めての漢方相談で、いまは37歳。
おめでたの嬉しいご報告がありました。
月経周期は短めで23日周期。
20代のころからは排卵は短めです。
生理痛はチクチク、生理中はお通じは緩くなります。
漢方薬は、最初は疏肝理気といってストレス緩和を重点的に置きました。
その後は、月経周期が短めなので卵胞期、排卵期、黄体期と順をおって改善していく方法へ。
平成26年にはFTで卵管形成術の手術をされて両方とも卵管が通るようになりました。
子宮内膜も見えるところは焼きました。
子宮鏡検査もきちんとしました。
このときも月経周期は23日。
その後平成27年の1年間はおやすみ。
今年の平成28年7月に久しぶりに再来店でした。
人工授精3回、体外受精2回されたそうです。
卵巣予備能が少ない(AMHが少ない)
10月に体外受精をする予定。
体外受精1回めはショート法、2回めはロング法でした。
ショート法のときには1つとれて5分割、戻して陰性。
2回目のロング法は空胞でした。
空胞はさすがに堪えたようです。
お客さまは顔色が青白い感じで、体全身が華奢(きゃしゃ)な感じです。
基礎体温はしっかりと低温期も高温期も上がらない感じで山全体が小さめです。
同居も始めた。
そこで漢方薬は3種類にして、ちょっと体の幅を広げるようなどっしりとした体全身を丈夫にするような感じでお勧め。
養血調経と補腎精、補腎陰の強力な感じです。
それから、結局 病院には半年通われずに自然妊娠ということで素晴らしい、おめでとうございました!
ぜひ油断なくお体大事にしてください。
<2016年12月18日撮影> 冬の大石田、最上川河畔
野川や乱川、白水川など奥羽山脈からの川はやがてが最上川に合流して大河となります。
ああ
大石田で熱心に最上川の写真を撮影する人はだれもいないのですが、それでも私は大石田からの最上川の流れを愛さずにはいられません。
「最上川逆白波のたつまでにふぶくゆうふべとなりにけるかも」の一句は斎藤茂吉の最大の傑作です。