先週ぐらいに中国からの年賀状が届きました。
ぱっと晴れやかな気持ちも明るくなる赤い色でめでたい感じです。
毎年、この時期の山形は白銀の世界。
白黒のモノトーンの世界ですから、このような赤い色をみると嬉しくなります。
中国の四川省の華西薬業からの年賀状でした。
恭賀新禧 「万事如意! 身体健康!」
すべてはあなたの思うようにお事が運びますように!
いい言葉ですね。
ちなみに私の一番好きな中国語は「柳暗花明」です。
漢文の詩の一説ですが、主人公が山道を進んでいくととうとう足元が暗くなって道はない。
絶望に浸っていると、頑張って一歩一歩道を歩んでいくと、突然目の前がパッと明るくなり開けてきて、村がみえてきた。
というような漢文です。
ぜひみなさまも興味がございましたらインターネットで検索すれば原文が読めますので、この漢詩の世界に入ってみてください。
中国でも辛いときに励みにして頑張る。いつか救われる。
というような意味でこの「柳暗花明」をとらているそうです。
このような豊かな漢詩の世界はいいものです。
さて、昨日は寒河江病院で西村山薬剤師会の薬剤師研修会に仲間入りしてアレルギー性鼻炎のことについて勉強してきました。
午後5時半に雪道対策で午後6時半からの研修会に間に合うように東根を出発したのですが、ちょうど5時ごろに新しい漢方相談のお客さまがいらっしゃいました。
話をお伺いしますと腰椎ヘルニアによる坐骨神経痛でした。
最近、やっと痛みも少し楽になってきてなんとか歩けるようになってきたとのことでした。
山形市でいろいろと漢方相談したりしていたけど、いままできちんとした漢方薬を勧められたことがなかったようで、私もビックリしました。
友人からも「それは漢方薬ではなくて健康食品じゃないの?」と言われて、当店、東根の土屋薬局は痛みやしびれ、坐骨神経痛の漢方相談に特化していることを教わってきたそうです。
今日の午前中は最上郡から首の痛みで先月に漢方相談されたお客さまがいらっしゃいまして、服用したらけっこう良かったそうです。
先日は、お友達2人も連れてきて遊びながらやって来たのですが、ちゅうど第ニ日曜日の定休日で土屋薬局は閉まっていたそうです。
申し訳ございません。 m(__)m
最近は男性のお客さまは痛み、しびれの漢方相談が増えてきました。
私は中国の伝説の痺証の大家 朱良春先生の存命中に最後にあった日本人の一人ですので、これからもストロングな虫類の漢方、痛み、しびれにユニークな効き目と効果を発揮する中医学を伝承していきたいです。
最後に昨日の神町の様子を紹介してお別れです。
<2017年1月18日> 若木山公園 まろやかな雪の造形美
自衛隊官舎から月山。
月山はこの時期らしい雲隠れ
若木山とりんご畑、雪は美しいですね!