おはようございます。
薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
春の雪の山形です。
さてラジオからグリーグ作曲 ピアノ協奏曲イ短調作品16が流れています。
グリーグ25歳の時にリストにみせて実際に弾いてもらって大絶賛されて幾つかアドバイスをもらって改訂版を出したそうです。
冒頭のピアノからあっという間にグリーグの世界へ突入です。
さてお客さまからの嬉しい妊娠、出産のご報告の漢方体験談です。
平成25年11月8日が初めての2人目不妊の子宝の漢方相談です。
途中、<子宮頸管が妊娠中に短い>という指摘を婦人科の先生からありましたが、無事に出産されたというお話です。
入院せずに自宅で安静で過ごされました。
子宮頸管無力症などの漢方対策、以前に中医不妊症専門講座でも関西地方の有力で有名な漢方薬局の先生が、今回の私と同じ方法をとっていましたので、子宮頸管が短い、子宮頸管無力症での漢方薬の対策としてはほぼいい路線をいっていたようです。
当時、Tさま39歳。
既婚
お子さま1人。
主婦
二人目を希望しているものの、なかなか妊娠に至りません。
3月程前から排卵日にプチアイビスで検査しても、排卵しているかどうか分からなくなりました。
汗をかきやすいですが、暑がりというほどではありません。
食欲はあります。
食事の量も普通だと思います。
最近下痢、軟便気味なことがあります。特に排卵日前後に多いです。
眠れます。
夢は多いわけではありませんが、見ます。
舅と同居を始めて2年程経ちましたが、かなり強いストレスを感じています。
生理不順、生理痛などはありませんが、3か月程前から排卵日に排卵を確認出来なくなりました。(プチアイビス使用)
6年ほど前にこちらの薬局で漢方を購入させていただき、妊娠に至りました。
その時は子宝の漢方薬と炒り麦芽と、名前は忘れましたが自分で丸めて飲む漢方を紹介してもらいました。
…
漢方として、最初の第一子のときに良かった漢方の組み合わせで婦宝当帰膠と炒麦芽を。(「高プロラクチン血症と第二子不妊、2人目不妊」のページで炒麦芽紹介しています)
平成26年10月15日に陽性反応!
しかし、フライング気味だったか結局は妊娠していませんでした。
翌年の平成27年6月17日 陽性反応!妊娠です。
土屋薬局からは犬のマスコットを進呈です。
「いつもお世話になります。
最近はすっかり子供のこともあきらめ気味に過ごしていたところ、また陽性反応がでました。
以前の陽性反応よりもしっかり出ているので、今から飲む漢方を教えてくださあい。
いま生理予定日を1週間過ぎただけなので、まだ病院にも行っておりませんが、よろしくお願い致します。」
…
平成27年6月20日
「たくさんのプレゼントもありがとうございました。
犬のぬいぐるみをお守り代わりにカバンにつけています。
本日通院し、とりあえず胎嚢は確認できました。
先生のお話では年齢が年齢だから、流産の確立も高いと言われました。
その点は承知しておりましたが、出来ることがあればしたいと思いました。
胎嚢を確認後、飲んだほうがいい漢方はありますでしょうか?
それとも医師のいう通り、とりあえず心拍が確認できるまで今服用している漢方で様子を見たほうがいいのでしょうか?
お忙しいところ申し訳ありませんが、よろしくお願い致します。」
その後、赤ちゃんとお母さんを守る脾腎を同時に補う漢方薬をお勧め。
継続です。
…
平成27年7月22日
「本日検診があり、お陰様で現在10週でとても順調でした。
3センチほどしかないのにもう手を動かしていて、すごいなあと感心しました。」
…
平成26年 2015/09/25
Tさまからのメール
「 いつもお世話になります。
赤ちゃんもやっと安定期に入りましたが、最近しつこい咳の風邪を引いてしまい、連休の疲れも出たのか、先日の検診で子宮頸管が短くなっているので家で横になるだけの生活になってしまいました。
これ以上咳もひどくならないように、しっかり養生したいと思います。
今回の注文ですが、赤ちゃんとお母さんを守る脾腎を同時に補う漢方薬と、子宝の漢方薬の両方お願いします。
子宮頸管が短くなった時に何か効くお薬や、咳に効くお薬があれば、それも紹介していただければと思います。
ちなみに病院では子宮が収縮しないようにウテロン(ウテメリン)という薬をいただき、 咳には薬は出ていません。
どうぞよろしくお願い致します。」
土屋からの回答メール
「しつこい咳の風邪をひかれたとのことで大変でしたね。
連休中などもゆっくりとされていたことと思います。
無理は禁物ですから、お体を今後とも大事にしていって頂きたいです。
子宮頸管が短くなったときには、おそらく気虚(ききょ)という体質が関連しているはずです。
これは風邪をひきやすい、気管支や肌が弱い、疲れやすい、下痢や軟便になりやすい、流産しやすいなどの元気を保つ力が弱くなっている「証」です。
息切れとか、根気が続かない、低血圧、貧血気味などもそうです。
妊娠中にも服用できて、なおかつお母さんを守る脾腎を同時に補う漢方薬や子宝の漢方薬とも相性がよい実績のあるものには脾腎の気を補うものを補強する漢方薬がございます。
へその横にある帯脈というところが落ちないように、赤ちゃんを守り、子宮頸管にもいい影響があります。
お母さんを守る脾腎を同時に補う漢方薬と併用すれば、「たすき掛け」のようになり相乗効果になります。
咳には、透明な痰か黄色い痰か、または痰がでずらいかなど、そのときに応じます。
一般的には漢方薬の咳止めが婦人科でも処方される安心なものです。
参考になりましたら、幸いです。」
…
平成26年12月24日
「お陰様でやっと9か月に入りました。
まだなかなか安静解除になりませんが、あと1か月の辛抱なので頑張ります。
入院しないでいられるのも、土屋先生のおかげと感謝しています。
それではよろしくお願いいたします。」
…
平成27年2月17日
「いつもお世話になります。
このたび2月10日、無事に男の子を出産しました。
3468gで、陣痛から2時間ほどで産まれてくれました。
土屋先生には大変おせわになり、本当にありがとうございました。」
…
平成27年3月4日
「先日はお祝いの品の発送ありがとうございました。
かわいい写真立て、大切に使わせていただきます^^。
ココログの掲載了解しました。
どなたかのお役に立てれば嬉しく思います。
もし掲載したときは私も拝見したいので、教えていただければ嬉しく思います。
今後ともよろしくお願いいたします。
…
Tさま、このたびはまことにおめでとうございました。
ご家族でお元気でお過ごしのことと思います。
三寒四温の折柄、どうぞご自愛くださいませ。
いま我が家の庭も早春となっております。
福寿草の花です。
<2017年3月18日 我が家の庭>
黄金色の花が今年も綺麗に咲きました。