おはようございます。
薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
山形県東根市はぐっと冷え込んできました。
ツイッターのコメント欄を先程、ちらっと見たところ「東京もだいぶ寒くなってきました」とのことです。
昨日の夜の天気予報の気象予報士のかたによれば朝の気温が10度を下回る用になると風邪が流行りだすそうです。
今朝の山形新聞には県内のある地域の学校ではインフルエンザが発生したとありました。9月にも山形市でインフルエンザが流行りましたので、気をつけていきたいですね。
土屋薬局では、「うがい、手洗い、板藍茶」で板藍のど飴と板藍茶などを推奨しています。人気がでてきています。
最近は、一類医薬品のロキソニンなどを購入されるお客様にも板藍のど飴のサンプリングを渡したり説明しています。
一度来たお客様には、板藍のど飴やそして日水製薬のコンクレバンの試飲など、いろいろお試ししようとスタッフにも伝えています。
ツイッターでつぶやいたところ、天童市のフォロワーさんが夫婦で購入に来て感動しました。お子様の受験対策に利用されるそうです。
受験生応援の板藍茶、板藍のど飴です。
板藍根は藍染の藍(あい)で抗菌、抗ウイルス作用があります。
中国ではインフルエンザでの学級閉鎖がないというのは、この板藍根によるところが大きいそうですよ。素晴らしいですね。
板藍のど飴は大きいものは80粒で1800円に消費税は軽減率です。
食品扱いとなっております。
板藍茶も用意しています。
風邪対策、インフルエンザ対策には土屋薬局をどうぞご利用くださいね。
www.tutiya-kanpo.co.jp
せっかくですから、こちらの猪越恭也先生(今年、残念ながらお亡くなりになられました)の風邪の漢方講演を掲載しますね。
引用します。
風邪(カゼ)の漢方養生法
「漢方と食で丈夫で長生き」
家庭中国漢方普及会 東京薬科大学講師 猪越恭也先生
現在の医療はとても発達していますが、抗生剤の乱用によるMRSAなどの耐性菌など、薬剤の過剰投与による問題もあります。
そこで漢方薬による無理のない「風邪の治し方」が見直されてきています。
漢方薬では、風邪には「葛根湯」がとても有名です。
葛根湯は、寒いカゼに使われます。
ゾクゾクして、布団に入りたくなります。
体を温めて、汗をかいて治すのが一番です。
熱が出たとしても、1~2日目と時間が経過してから発熱するのが通常です。
日本では、葛根湯がよく使われますが、すべてのカゼに葛根湯でいいのでしょうか?
いや、違います。
のどが痛かったり、腫れたりする、また熱が急に出てくるカゼには葛根湯では無効になります。
体を温めることは、逆にカゼの治し方の治療の妨げになってしまうからです。
炎症を抑える漢方薬が必要になります。
葛根湯が発明されてからの1500年後、つまり今から300年ほど前に開発された漢方薬があります。
日本では天津感冒片(涼解楽)として発売されていますが、銀翹散(ぎんぎょうさん)が代表する処方です。
「あ、のどが痛いな」「熱が急に出た」という熱のあるカゼには、天津感冒片を服用すればきれいに治ります。
板藍根(ばんらんこん)という生薬も抗ウイルス作用があり、のどカゼの炎症に効き目がります。
(日本では、板藍茶として発売されています)
このように、ゾクゾクする寒いカゼ―「青いカゼ」には、体を温める作用のある葛根湯を。
咽喉が痛い熱があるカゼ―「赤いカゼ」には、炎症を抑え、のどの痛みや熱を和らげる天津感冒片を。
上記のように使い分けていけば、抗生物質に頼らなくても風邪がきれいに治りますし、いざ抗生物質が必要なときに、初めて抗生物質がよく効くはずです。
なお付け加えますと、葛根湯で汗が出すぎる人で、寝巻きを何枚も交換しなければならない場合には、桂枝湯のほうが効果的です。
「ひき始めの30分間」が勝負ですから、風邪をひいたなあと思ったらすぐに「赤い風邪」「青い風邪」を判断して風邪の予防をしていきましょう。
などと、猪越先生は、実に持ち時間1時間のうちの30分間を費やして、風邪の治し方を講演されました。
私にとりましても、復習にもなりましたし、もっと店頭でお客様に中国漢方の知恵を知って頂きたいと思いました。
くしくも、今日は山形市から「娘の漢方を、、」とのことで、ご夫妻が来店されました。
アメリカに住んでいて、当ホームページの「土屋薬局 中国漢方通信」の「カゼ、早く治そう!」をご覧になって、「赤い風邪」と「青い風邪」を治したいとのことで、天津感冒片、葛根湯をご購入されました。
また、有難いことに普段からの「風邪の予防」をしたいとのことで、衛益顆粒も一緒に購入されました。
今度、アメリカに持っていくそうです。
アメリカでも、葛根湯や天津感冒片を服用されるとなると、嬉しいやらビックリするやらでしたし、海外からホームページをご覧になって頂く事自体も嬉しかったです。
では、ここで猪越先生の講演会の感想を終わります。
www.tutiya-kanpo.co.jp
www.tutiya-kanpo.co.jp
こちらのコラムも参考になれば幸いです。
風邪にご用心してお過ごしくださいね。
2020年2月14日追記
今日、来店されたお客さまNHK東北の朝のニュース「あおもり藍」をみて「インフルエンザにいいんだ!」と思っていたら、土屋薬局にも「藍染の原料 ホソバタイセイの板藍のど飴、板藍茶」を見つけて「あ、ここにあった!」と喜ばれたそうです。
「こころ」の健康アドバイザー あなたのお話をお聞かせください。
「山形県は、東北地方に存在し、冬は雪が降り寒く、夏は蒸し暑いという厳しい自然風土があります。農作業に従事している人が多いので、「痛み、しびれ」を訴える人が多いのが実情です。そのような地域のニーズに応じて、土屋薬局では「痛み、しびれ」の漢方相談を得意としています。
頭痛、肩こり、背中の痛み、肩甲骨の痛み、腕のしびれ、肘の痛み、膝痛、腰痛、坐骨神経痛、リウマチ、五十肩(肩関節周囲炎)などのつらい症状を緩和できるよう、皆様のお役にたてますよう、努力しています。また最近では、不妊症を中心とした婦人科系の子宝のご相談も日増しに多くなっております。
2人目のお子様が授からない、流産を繰り返すなどの不妊の悩み、不育症、体外受精でなかなか授からない、多嚢胞性卵巣、排卵障害、子宮筋腫、子宮内膜症、子宮腺筋症、卵巣嚢腫(チョコレートのう胞)などの器質的疾患や高プロラクチン血症によるホルモンバランスの乱れなどのご相談で実績を上げています。
そのほか、にきび、アトピー、湿疹、肌荒れ、掌蹠膿疱症、乾燥肌、喘息、精神疲労、抑うつ感、漢方ダイエット、耳鳴り、耳のつまり、聴力低下、メニエル、めまい、ストレス、不眠、高血圧、高血糖、糖尿病、痛風、高脂血症、腎臓病、肝臓病、がん、冷え、生理痛、男女更年期障害、免疫力の低下、起立性調節障害、発達障害などのご相談もお気軽にどうぞ。
お客様の立場にたちました、親切丁寧な漢方相談を心がけ、東北にかまえる薬局らしく、土屋薬局は従業員一同、もちの木のように 粘り強く努力してまいります。
当店は、さくらんぼ”佐藤錦”で有名な東根市(ひがしねし)に在ります。
親切第一をモットーとして、親身になって健康について考えます。しっかりした相談で、あなたの悩みも解決します。
健康についてのご相談、商品についてのお間い合わせを承っておりますので、お気軽にお電話下さい。」
日本中医薬研究会 会員店紹介より 土屋薬局
旧国道13号線沿いに当店がございます。
地理的には東根市、村山市、河北町、天童市、寒河江市、山形市、仙台市から来店しやすいです。
土屋薬局 中国漢方通信/漢方専門の薬剤師、不妊カウンセラーが相談します。
漢方体験ドットコム…土屋薬局のお客様体験談です。ぜひご覧になってください。
漢方のご相談方法は、漢方相談表、またはファックス、電話で受け付けています。
お問い合わせは、送信フォームもございます。
詳しい漢方相談の方法はこちらからで説明しています。
所在地 山形県東根市神町中央1-10-7
営業時間 日曜日、祝日お休みです。
平日 午前9時~午後7時 土 午前9時~午後6時
メールアドレス JDY00247@nifty.com
電話 0237-47-0033 漢方電話相談室 0237-48-2550 Fax 0237-49-1651
仙台方面からのご来店の場合には、お車でのご来店、または仙台駅前の旧仙台ホテル跡の複合商業施設のEDEN前のバス停から「山形新庄行き」48ライナーの山形交通のバスをお勧めしています。さくらんぼ東根駅下車です。1時間に1本あります。約1時間15分です。
さくらんぼ東根駅に到着されましたら、当店のスタッフがお迎えにまいりますので、お気軽に前もってご予約のうえご来店頂けたらと思います。
土屋幸太郎のツイッターはこちらです。
twitter.com
今後とも土屋薬局をよろしくお願い致します。