起立性調整障害の漢方相談で、わたしの師匠的な存在のかたからアドバイスをもらいましたので、忘れないうちにブログに書き記しておきます。
お客様からのご相談
「起立性調整障害で朝に頭痛があって、前回の漢方で多少眠れるようになってきたが、あともう一歩、元気に朝に学校に行けるようになってもらいたい。」
余談ですが、だいぶ昔に子宝相談されて生まれたお子様が中学生になりました。ですから真剣にわたしも相談にのっています。
中医学師匠からのアドバイス
「こういうときには、補気剤の○○散や中焦を補う漢方がいいですよ。①エネルギーが上にいかない ②肝が邪魔している」これが基本です。
「痰湿があれば痰湿を解消してメンタルによい漢方を。舌診で判断したり」
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「食べることと大便のこと。この2点を確認して下さい」
「日中に活動して元気に運動したり動いたりしているかもチェックして下さい」
「昼に動かないと夜に眠れなくなったりします。けっこうそういったお子様が多いです」
「頭痛の場所や痛みの性質を知りたいです。Aズキンズキンであれば肝鬱化火タイプで加味〇〇散。Bギューッと締め付けられるタイプは肝鬱です。これには「首から上がスッキする漢方薬がいいです。肝鬱にもよいし、気も上にあがります。C雨や湿気で頭痛がすれば勝湿顆粒や湿気に強くメンタルに強い漢方薬など」
「日中に運動させる。日中に動くと夜に眠くなる。」
「子供は内臓が強くないので、脳にエネルギーがいきにくい」
「まだまだ子供ですからくら~としたりします」
値千金の電話でのレクチャーでした。
今後ともなにか勉強したらブログに記録していきます。やっぱり書きやすいですね!