ブログ版土屋薬局 中国漢方通信

土屋薬局ブログ。薬剤師・不妊カウンセラーの土屋幸太郎がお届けします。私自身、不妊体験を経て、漢方療法の力で子供に恵まれました。その経験を活かし、皆さんに健康で幸せな家庭を築くお手伝いをしたいと思っています。薬局には女性薬剤師も在籍し、気軽にご相談いただけます。健康に関するお悩み、不妊治療、妊活相談、痛みやしびれに関する漢方相談など、お気軽にご連絡ください。お問い合わせやご予約は☎️ 0237470033までお願いします。一緒に幸せな未来を築きましょう。

男性不妊

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聖路加国際病院の佐藤孝道先生から、先日18日に男性不妊について教えて頂きました。

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精子のことを勉強したり

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私たちからの質問にも回答して頂きました。

勉強した内容は、ざっと

○男女とともに初婚年齢が上がっていること。

○出産年齢も上がっていること。

○女性年齢の高齢化により

妊娠率が低下、流産率が高くなる、トリソミー型染色体異常の児を妊娠する可能性が高くなる。

○男性年齢の高齢化により

精液所見が悪化する。30歳ごろから低下。

妊娠率が低下する、自然流産率が高くなる、トリソミー型染色体異常の児を妊娠する可能性が高くなる。

不妊の原因

排卵障害、ピックアップ障害、卵管閉鎖、子宮筋腫子宮内膜症、内膜ポリープ、頸管粘液不良、受精障害、ED(性交障害)、無精子症、乏精子無力症、抗精子抗体など

不妊のおもな原因

☆女性因子

●卵管因子…30%

排卵因子…10%

●子宮因子…数%

●頸管因子…数%

●着床因子…数%

☆男性因子

…30~40%

精子因子、性交障害など

☆原因不明…約20%

○「男性不妊」を強いて定義すれば

女性を妊孕させる能力が低下した状態

妊孕力を持った精子を作り、射精し、女性に送り届ける能力