Oさまから掲載許可「適当に、内容を編集していただいて結構ですので(笑)。未来のベビーちゃんが一人でも多く無事に産まれますように…」と頂きましたので、コラム作成します。
Oさまは33歳です。
1人目は順調だったのですが、その後2回の流産を繰り返しました。
「一度は出産に至ったものの、その後、連続して流産だったので体質改善したいです」
ということでした。
漢方的には、
口渇、手足のほてり、のぼせ、便秘、イライラ、生理前に下腹や乳房が張って痛い、朝に顔がむくむ、体が重だるい、たまに生理に血塊がある。
舌ベロは赤い感じで、少しだけ歯型がある。
手のひらが赤く、調子の良い日が月に一日くらいしかない。
「気力」がわかない。
育児で精一杯で家事や掃除をする気力がない。
などでした。
過去の流産は、1度目は5週で流産。
自然に出血とともに出たので手術なし。
2度目は11週で稽留流産で手術。
妊娠してからは、両足の下腿とふくらはぎが痛くなった、
妊娠中は体調が悪かったそうです。
さて、漢方的には、私は陰虚(いんきょ)体質だと思いましたので、
○婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)
○血府逐淤丸(けっぷちくおがん)
○炒麦芽(いりばくが)
の3つをお勧めしました。
血府逐淤丸などは、クールな感じですから、陰虚体質にいいですね。
平成20年5月からのご相談で、9月9日に妊娠4週目となり、
このたび、めでたく良い結果となりました。
病院からは、抗リン脂質抗体があるとのことで、
バイアスピリンが処方されていました。
…
平成21年5月24日
土屋先生、こんばんは。
予定日超過の為、月曜日から管理入院していました。
でもなかなか陣痛がこなくて…薬で促進した陣痛もやわらいでしまい、諦めかけて「まぁ…来週…切ろうかなぁ」などと微弱陣痛に耐えながら弱気になっていたら昨日4時にベットの上で破水。
分娩室へはいったら、(とんとん拍子に?らしいですが)陣痛が進み、7時5分、無事にうまれました!
担当の助教授先生に、「諦めかけて、来週切る気になってたし、若い先生に朝、多分来週オペって言われました」って言ったら、「なにぃ?最近の若者(若い先生のこと)は諦め早いなぁ!そんなこと言っとったぁ?」ってビックリしてました(笑)
お産は、どんな人でも、長くまってあげたらホントはほとんど普通分娩で行けるけど、実際、限界の見極めも難しいから、リスクを避けたい若者はバンバン切る傾向だからなぁ…と担当助教授。
私の場合は、先生の予想では、ホントの陣痛がくると想像してたと言ってました。
促進剤は、あくまでも促進しかしないので、それにつられて身体がその気になってホントの陣痛を起こさないとお産は進まないそうですね。
せかされないと動かない、私の性格、そのものでございます(笑)
何はともあれ、最後まで無事にお腹の中で成長してくれ、逆子も治り無事に出産することができました。
ありがとうございました!
もちろん、髪の毛は、フサフサでした(笑)
産後の回復に、婦宝当帰こうか、コンクレバン、どちらがいいでしょうか?(両方ですか?できれば、どっちかで☆)
…
はい、どうもおめでとうございました!
Oさまご一家の末永いお幸せを祈念申し上げます。
Oさまには、今朝の梅雨入りした我が家の近所の様子をご紹介します。
<2009年6月11日 大日尊から大森山眺め>
向こうに見えるのが、大森山という山です。
さくらんぼの雨よけテントがずっしりと並んでいるのが季節の風物詩です。
ばらの花です。
くるりの歌の通りで、「雨降りの朝で今日も会えないや…」とありますが、まさに今朝はそんな「くるり」の世界でした。(笑)
ユーチューブ くるり「ばらの花」
雨に滴るさくらんぼです。
今朝は、東京の編集者の方から、
山形県出身の部下が働き者で助かっているというメールを頂きました。
山形は、さくらんぼの季節です。
そして若木山に今日も登ります。
栗の花も咲いていました。
では、どうもこのたびはおめでとうございました!
梅雨入りですから、Oさま、どうぞ皆様お元気で。