今日の土曜日の漢方相談会、「しびれ」の漢方相談。
新規のお客様の漢方薬の相談を二件お受けしました。
午前中のお客様は県南よりの土屋薬局へのご来店。
当店のお客様のご主人様が働いている病院で整形外科や内科など通院されていました。
脊柱管狭窄症のしびれの漢方薬の相談でした。
糖尿病も持病として持っているので、なかば先生方は「仕方がない」ということでした。
じっとしていると大丈夫で、やはりスーパーなど買い物を奥様から頼まれたときの出掛けるときが辛いそうです。
「あっ、漢方がいいかも?」と思いついてご来店です。
最近、ひょっとしたらテレビでいつだったか漢方薬の特集をしたようですので、それが土屋薬局にも関係しているかもしれません。
高齢者の方は足腰の弱り、筋骨の衰えは腎虚です。
補腎効果がある漢方薬としびれに強い虫類の漢方薬の2種類お勧めしました。
午後はこちらも初めてのお客様で、しびれの漢方薬のご相談でした。
私の先輩にあたる年代で脳卒中後遺症のしびれです。
幸いなことに土屋薬局には脳卒中後遺症のしびれの漢方薬も多数揃っています。
ちょうどお客様がネットで見つけてきた漢方薬のリストの上から2番目に載っていました。
そちらの脳卒中後遺症のしびれの漢方薬と午前中の脊柱管狭窄症のお客様にもお勧めした「しびれをより楽になるする漢方薬」の2種類で様子をみてもらうことにしました。
脳卒中後遺症のしびれの場合、多種多様な漢方薬の応用が可能です。
地域性の寒さや暑さ、湿気や乾燥などの気候による影響やお客様の年代、40代か50代か、60代、70代かと腎虚の程度で考えたり(男性は8の倍数で運命が変わります)、仕事の内容やストレスの有無など総合的に考えてあげた方がお客様のためになると思います。
瘀血(おけつ)といって血液サラサラと脳卒中後遺症のしびれは関係あるでしょうし、気虚(ききょ)といって血液を押し出す力が弱ければ脳卒中後遺症のしびれが治りづらいかもしれません。(これは気虚血瘀と言います)
いずれの体質も脳卒中後遺症で脳卒中の漢方薬を選択するには体質チェックは欠かせませんね。
お二方からもよくお話しを聞かせて頂きました。
どちらも男性の方で今日は男性の真剣な「しびれの漢方薬の服用に関する相談」が二件もあり、まさに私にふさわしい漢方相談だなあと実感しました。
痛み、しびれの痺証の漢方薬のご相談は生きがいを感じます。
また良くなるようでしたら後日報告させて頂きます。
追加1)脊柱管狭窄症は歩く距離が問題で100メートルがやっとという方もいれば、今日の午前中のお客様は1キロメートル大丈夫だそうです。
歩くのが辛いから自転車に乗るかたもいます。
追加2)脳卒中後遺症で選んだ漢方薬は大塚敬節先生の著作をお客様と該当する漢方薬を一緒に読んだら、まさにお客様と同じような左足のしびれの症状が改善した体験談でした。
自信をもってもらい、闘病に関するファイトを高めるにはちょうど良かったです。中医学の本も良いのですが、やはり大塚敬節先生クラスの日本漢方も変えがたい魅力があります。
補足3)はてなブログ、iPhoneで書いていますので、書き足し書き足しになってすみません。
脊柱管狭窄症のお客様、糖尿病もありますので、脊柱管狭窄症で
しびれで歩けない、歩くことが難しい
▶︎糖尿病の血糖値が上がる
▶︎またしびれる感じがする
体重が痩せない
▶︎脊柱管狭窄症のしびれに体重も悪影響▶︎
歩けないから血糖値が上がって糖尿病が。。と悪い流れになっているとのことでした。
2017年2月17日 天童市乱川 「春待つ桜🌸」