今日は、一昨日に大阪から帰ってきた疲れが多少残っていますが、元気満々です。
当店のアトピー性皮膚炎における漢方相談の実例をご紹介しましょう。
24歳の男性のかたです。
子供のころからアトピー性皮膚炎で、手足が冷えます。
胸のあたりに湿疹が多いです。
汗をかいたり、お風呂上り、ストレスなどがかかると粟粒大の蕁麻疹が出やすいです。
便秘気味です(3~4日に1回)
コーヒーを飲むと体調が悪くなります。
アレルギー性結膜炎もあります。
全体的には乾燥肌傾向で、頭皮(ふけ)が出やすいです。
今現在は、温清飲と辛夷清肺湯、黄連解毒湯を服用中で、マイザー軟膏とパスタロンを1:1で割った軟膏を使用し、顔にはプロトピックを使っています。
当店からは、今の治療に併用できて、体質改善をするものとして、補気健脾薬と黄耆製剤を1日2~3回と併用をお勧めさせて頂きました。
さて、1週間後の漢方相談の模様を紹介させて頂きます。
「補気健脾薬と黄耆製剤を服用して一週間ほど服用してみたのですが、今まで厚く盛り上がっていて皮膚が少しずつですが平らになってきてます。体のほうも元気が出てきた感じがします。」
1週間くらいで効き目が分かるときには、著効ですので、今後とも補気健脾薬と黄耆製剤をお続けになっていったほうがご自身のために有効だと思います。
「継続は力なり」で、無理なく根気よく服用してみてください。
本当に、良かったですね。
今日の9月22日の朝顔です。雨に打たれても懸命に咲いています。朝顔って素敵ですね。
…
「土屋薬局 中国漢方通信」の本家でコラムを作成しています。
どうぞお気軽に漢方相談をお寄せください。
「アトピー性皮膚炎」 こちらも参考になりましたら、幸いです。