おはようございます。今日の山形は晴れです。
やはり「秋の長雨」よりも、「天高く馬肥ゆる秋」のほうがいいですね。
さて、今回は 今週の木曜日の10月21日に東北は「杜の都」で知られる仙台での漢方講演会のお知らせをさせてください。
家庭に役立つ健康講演会
「アグネス・チャンさんと猪越恭也先生の漢方と食で丈夫で長生き」
日時:平成16年10月21日(木)
開場:12:30(13:00~16:30)
会場:電力ビル(7F 電力ホール)
仙台市青葉区一番町3丁目1-7
TEL:022-225-2251
料金:入場料 1000円(消費税込)
主催:南東北中医薬研究会
TEL:022-291-9880
家庭中国漢方普及会
TEL:0422-41-5753
後援:TBC東北放送 河北新報社
チケットの申し込みは、当日の会場または、◎チケットぴあ TEL:0570-02-9999 ◎南東北中医薬研究会
022-291-9880
アグネス・チャンさんは、エッセイスト・教育学博士でも知られる歌手です。みなさまもご存知の超有名人です。
先祖代々の漢方薬や家庭での薬膳を、身をもって実践し、家族や周囲の人々から敬愛されているアグネス・チャンさんが、「食と健康を考える」のテーマで、国際的活躍の中から幅広く充実した内容の講演をします。
猪越恭也先生は、東京薬科大学講師です。
東京の吉祥寺などの東西薬局も経営されています。
私が、東京で中医学を1年間に渡り、イスクラ高円寺中医学塾で寝食ともに中医学と取り組んでマスターしたときに、大変とお世話になった先生が、猪越先生です。
授業でも教わりましたし、薬局での店頭実習でもお世話になりました。
吉祥寺や八王子に薬局があったのですが、高円寺からオレンジ色の中央線で通勤します。
私たち研修生の仕事や勉強することは、調剤室で漢方薬に取り組むことです。
実際に、漢方の生薬を見たり、匂いを嗅いだり、エキス剤などを眺めていくことは、とても参考になることでした。
お昼休みには、猪越先生と一緒に食べに行きます。
何しろ、研修生の頃は貧乏でしたので、お昼を大先生と緊張しながらも一緒に食べられるし、しかも奢ってもらえますので昼飯代が浮きますし、今でもそのご恩は忘れません。
あるとき、そうそれは吉祥寺の「五十番」という中華料理屋さんで食べていたときのことです。
(戸越銀座には、「百番」という店があったし、中華料理屋さんには名前の鉄則でもあるのでしょうか?)
わたし 「先生、昨日飲みすぎたか、腹を出して寝たせいか今日は下痢しています」
猪越先生「そうか、つちやくん、今日はお粥を食べたまえ。ははは」
猪越先生「お粥の後には、人参湯を飲むと効き目があるよ」
それで、私はなんと中華屋さんでお粥を実際に食べて、漢方薬局に帰ってからは人参湯を飲んだらすぐに下痢が治りました。
(腹を出して寝ていたり、冷たいものを取りすぎで下痢をすることは、「寒邪直中(かんじゃじきちゅう)」と言います。基本的には、温めてお腹を治して、急性の症状を改善していきます)
ですから、猪越先生と聞けば、吉祥寺の「五十番」と「お粥」が思い出されるのです。
猪越先生は、日本酒やお蕎麦も好きですから、今度は山形に迎えたいものです。
懐かしい話でしたが、本番は 今週の木曜日です。
もうすぐです。
私は、前日の水曜日から仙台に前泊して翌日の早朝からのお手伝いに備えます。
このコラムを見ているかたで、仙台在住のかたで、お暇でしたら遊びに来てくださいね。
(でも、平日のお昼時なんて来れる人は決まっていますよね。。)
今回は、仙台で開かれるアグネス・チャンさんと猪越先生の講演会のご紹介をさせて頂きました。
「中国漢方の知恵で、健康でピンピン長生きの秘訣」が分かる素晴らしい講演会になるでしょう!
(中国漢方通信の「健康で元気に長生き。目、耳、骨、血管を守ろう!」も参考にしてくださいね)
「土屋薬局 中国漢方通信」もよろしくお願い致します。