先日、6月10日に女の子の赤ちゃんを抱いたお客様がご来店されました。
一番最初のご相談は平成20年3月3日のときで、その当時は第二子のご希望でした。
Sさま35歳のときのご相談でした。
卵管造影検査をしたが卵管の通りが悪かったので、5月に再検査をする予定。
1センチの子宮内膜ポリープがある。
基礎体温は20日を過ぎたあたりから排卵になる感じで、高温期は10~12日ぐらい。
初潮は14歳で月経周期は30~35日で月経期間は5~6日間です。
膝下から冷える感じです。
ちょっぴりおっぱいがまだ出る。
生理前のイライラはなく、涙が出て悲しくなる。
生理が始まるとスーッと悲しい症状は消えて無くなります。
疲れてくると頭痛になりやすいです。
夜は22時半には寝て朝は6~7時に起きます。
食欲はありますが、逆流性食道炎といわれ治療を受けたことがあります。
便秘がちです。
このときのご相談から、おもに婦宝当帰膠や炒麦芽、冠元顆粒で
婦宝当帰膠→養血調経(ようけつちょうけい)
冠元顆粒→活血化淤(かっけつかお)
炒麦芽→疏肝理気(そかんりき)
と3つのバランスが良い処方をお勧めしました。
その甲斐あってか5月には胎嚢が確認され、つまりすぐ妊娠できて病院の先生もビックリしたくらいの快挙的な妊娠となりました。
卵管造影検査では通っていないと言われていたのに、自然妊娠したことが不思議なくらいだと先生に言われたそうです。
(実際、当店では卵管の通りが悪いお客様がしばし自然妊娠されて皆様大喜びされています)
基礎体温はなかなか高温期に上がらなかったが、いったん上がってしまえばそのまま下がらず妊娠になりました。
その後は、安胎法を継続して頂いて、その年の12月末に女の子をご出産。
エコーでお腹の中にいるときから、髪の毛がフサフサでした。
元気にお育ちになって、Sさまは産後の髪の毛が抜ける対策にも、ふたたび婦宝当帰膠を服用していきました。
それから月日は流れて平成22年1月。
3人目が欲しいです。
このときSさまは37歳。
平成20年の12月に出産してから平成21年の10月から生理が来ました。
基礎体温は低温期が長く、今回は30日周期で高温期は7日間でした。
今回も11月31日に生理が来てからずっと低温期が続いています。
胃腸の調子も悪いです。
脂ぽいものとか量を多く食べると胃が焼けます。
漢方処方は、前回と同じ婦宝当帰膠、炒麦芽、冠元顆粒の3つで上手にやっていくことにしました。
その後、処方を婦宝当帰膠、星火逍遥丸、炒麦芽と変更したりもしました。
平成22年10月には3人目を妊娠中!
めでたくご懐妊となりました。
そして、今年の1月5日の女の子のご出産につながりました。
今はお子様は6歳と2歳、5ヶ月と3人のお子様たちに恵まれています。
おっぱいは詰まらずに出ています。
また漢方を服用して体調を整えていきたいです。
とのことでした。
土屋薬局からはアルバムをお贈りさせて頂きました。
Sさまご一家の末永いお幸せを願っています。
(Sさまから掲載許可を頂きコラムを作成させて頂きました。)
薬剤師、国際中医師、不妊カウンセラー 土屋幸太郎
…
Sさまにお贈りする写真です。
妻の実家の近くからの眺めです。
私は今まで月山と葉山を見て育ってきましたが、最近はこの雄大な蔵王の眺めも非常に好きです。
山形県民の魂をこの年で知った感じです。
<2011年6月19日 山形市長谷堂 蔵王眺め>
Sさま、どうもおめでとうございました。
Sさまご一家の末永い幸せを願っています。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。