今日は妻が仕事だったので、私は久しぶりに一人で仙台に行きました。
ちょっと読みかけの本や定期購読している雑誌も今週は手つかずでしたから、バスで仙台へ出かけました。
わたしの家からさくらんぼ🍒東根駅まで約30分の徒歩です。バスは日曜日のせいかけっこう人が乗っていました。
新庄からバスはやってくるので、座れるか心配でしたが杞憂に終わりました。(でも隣に座っていた男の人、ウイスキーの缶や缶ビールを飲んでいたので、よくトイレとかガマンできるなあと妙に感心したり)
仙台に着いた後はタリーズでアイスコーヒー飲みながら読書をして、それからホリディーインに移動して薬局の先生方とランチ会。
目の前には講師のトン先生がいていろいろと雑談しました。隣には中国の武漢研修帰りのイスクラ産業のSさん。なんと5年ぶりの中国だったそうです。
普段からBluetoothで車の中で中国語を勉強している努力家です。
会場では山梨県韮崎市の渡辺先生が本を出版されていて驚きました。
「赤ちゃんは待っていた」食と漢方で体のトラブル解消が妊娠への近道です。
最近は、知っている先生が次々に本や出すのでちょっとした出版ブームの到来です。
東京から来たトン先生に五官病の「声帯病、扁桃疾患ら口内炎に対する漢方薬の店頭応用」を教えてもらいました。
先生の話から漢方相談に対する姿勢を、つまりもっとお話を聞いて情報をもって弁証すること、その大切さを改めて認識しました。
声帯結節と声帯ポリープ、声帯麻痺、円形脱毛症、慢性扁桃炎、咽頭扁桃、アデノイド、急性扁桃炎、慢性扁桃炎、口内炎など。
そして頂調顆粒のことについて再度、臨床上の使うコツを教えて頂きました。
私のメモから
「お客様と信頼関係を作る。目の前には希望を持たせる」とはすごく名言だと思いました。
今日は頭をバシバシとされたような、これからも中医学、漢方の勉強会もっと頑張ろう!と思いました。
せっかく中医五官病を勉強したのですからちょっとまとめさせてください。
慢性声帯炎急性声帯炎は適当な治療と声の安静で完治しますが、声の酷使が多い歌手などの方は安静にできないために慢性化するケースがあります。
声帯炎が厚く肥厚し肥厚性声帯炎といえる病態になるケースもあります。急性声帯炎は病院に行きます。
薬局での漢方相談のような場合には慢性化してから。
声帯炎は毛細血管が充血している状態。
口臭や口内炎、声帯炎の場合には水の量も必要。チェックする必要がある。
精神安庭剤など副作用で口渇。
唾液が減る。
大人は1日に2・5リットル飲んでいる。
唾液について
- 消化作用
- 抗菌作用
- 粘膜保護作用
- 粘膜修復作用(若返り作用)
- 歯の保護・再石灰作用
唾液は肉体の若さを保つ、唾液は若さの秘薬
高齢者は噛む力が弱くなる→唾液の分泌量の減少→体の老化がドンドン進行
漢方薬で声帯障害を治す
急性声帯炎
養陰清熱解毒、潤肺利咽去風
肺を潤し咳を鎮める漢方薬、板藍のど飴、五つのお花の生薬の漢方
慢性(肥厚性)声帯炎
活血、清熱、散結
人体の頂きを整える漢方薬、肺を潤し咳を鎮める漢方薬、獏の絵が書かれている漢方薬
声帯結節
ポリープの治療と同じです。声がかすれるのは主症状。
のどの痛み。
日によって声の調子が変わりやすいです。
おもに喉の使いすぎが原因です。長時間歌うこと、大声を出すこと。
声帯結節と声帯ポリープは良性の腫瘍です。
タバコの煙、工場の排煙、夜間の逆流性食道炎といった慢性的な咽頭への刺激も、声帯に結節やポリープができる原因になります。
<治療法>
声をセーブする。
漢方薬は、人体の頂きを整える漢方薬、肺を潤す漢方薬、亀ちゃん漢方
※芸能人に多く見受けられる疾患
以上です。
今後とも中医五官病を中心に深く漢方薬をマスターしていきたいたいです。