先週、3月4日が父の命日でした。
一年間、父という精神的な支え、この場合は後ろ盾を無くしてから存在の大きさをつくづく実感したものですが、どうにか薬局経営もやってこれました。
妻やスタッフたちの女性陣の頑張りもありますので、今後とも土屋薬局をよろしくお願い申し上げます。
父が生きているときには仲違いしたり、喧嘩したりしたものです。
いざ父が亡くなると、もう守ってくれる人はいないので自分自身で気をつけて注意して仕事をしたり、生活していかないといけません。
故人を偲びつつ、土屋薬局三代目として経営をしてお店を守っていきたいです。
昨日、遠方にお住まいの一度当店に来店されて子宝相談をされてめでたく妊娠出産されたお客様とお電話ができたのですが、いまはお子様たちは立派になって高校生。
2人ともコロナ騒動で自宅待機中だそうですが、幸せいっぱいそうです。
その中で、Hさんがたちが夫婦で車を走らせて山形県東根市の土屋薬局に来店されたこと、15年以上も前のことを今でも鮮明に覚えてくれていました。
「あのときお父様と相談して、そこで「何かあとひと押しあれば、妊娠できるかも」のお言葉通り、私にとっての「ひと押し」は、漢方だったような気がしています。」
と繰り返し述べてくれました。
私の父が昨年亡くなったこともショックで、ご主人さまとも残念だねーと話し合ったそうです。
「不妊の辛さは体験しないと分からないから、みなさまの力になってくださいね」
「わたしが通っていた当時とは不妊クリニックの情報はかわってくるかもしれませんが、必要なお客様に役立ててください」
このようなお電話でまたいつの日にか、さくらんぼ狩りでも東根市に来てくださいね。と私もお伝えして電話が終わりました。
いまでも子宝相談で、父にお世話になって授かったかたからは時折、感謝のことばが聞こえてきますので、そのお客様たちの声も大切にしていきたいです。
今後とも土屋薬局をよろしくお願い致します。
こちらの土屋薬局 中国漢方通信のコラムと、当ブログの記事なども参考になれば幸いです。