父親が亡くなってから早いもので来月の3月4日は3年が経過しようとしています。まもなく3回忌です。父親が亡くなってから、あらためて薬局経営など後ろ盾があってこその私だったんだなあとしみじみ思ったここ2年間でした。
ちょうどタイミングが妻が外の調剤薬局を辞めて、土屋薬局に入社するときだったので、妻は1日だけですが父親から薬局における漢方相談のことなど習って、その後は父は体調を崩して入退院を繰り返すようになり、半年も経たずにばたばたとして逝ってしまいました。
得てして父親と息子という親子での男同士の経営から、今度は妻と二人三脚での夫婦での経営になりました。絵に書いたようなパパママストアです。
今では夫婦で薬局を経営するのも珍しい時代だとは思いますが、お互いに支え合って励まし合って毎日、お店をあけています。
わたしのポジションも以前の父親のような全体を俯瞰する感じになったので、最近では新規のお客さまの漢方相談などは妻の幸先生が担当することが多くなってきました。
わたしは県外のお客さまであればメールや電話でのご相談、またツイッターのDMなどでの相談、また店頭では以前からの常連のお客さまとのご相談などさせていただいています。女性で相談できる先生がいるとよいものです。
薬剤師を兼ねて社長業もやっているので、プレイングマネージャーのような野球でいえば野村監督とかのような、グラウンドにも立つしチームも指揮するし、、といった感じの毎日です。
土屋薬局におきましては健康サポート薬局に昨年に認可されましたので、次の目標は今年の秋ぐらいから始まる地域連携薬局制度です。ここに認可されるように方針を定めて、調剤におきましてはお医者さんへの服薬情報提供など以前よりも濃い調剤業務を行い始めました。
今後とも地域に必要とされる薬局像を追い求めて、なおかつ父親に教わったことを意識して忘れないようにして経営していきたいです。
今後ともみなさま、土屋薬局をどうぞよろしくお願い致します。
薬剤師 土屋幸太郎