ブログ版土屋薬局 中国漢方通信

土屋薬局ブログ。薬剤師・不妊カウンセラーの土屋幸太郎がお届けします。私自身、不妊体験を経て、漢方療法の力で子供に恵まれました。その経験を活かし、皆さんに健康で幸せな家庭を築くお手伝いをしたいと思っています。薬局には女性薬剤師も在籍し、気軽にご相談いただけます。健康に関するお悩み、不妊治療、妊活相談、痛みやしびれに関する漢方相談など、お気軽にご連絡ください。お問い合わせやご予約は☎️ 0237470033までお願いします。一緒に幸せな未来を築きましょう。

おくらの花と中医学的な薬膳解説

おくらの黄色い花

<2007年7月26日撮影 おくらの黄色い花>

すごくきれいな、それはきれいなきれいな、黄色い花が咲いていました。

母親に聞いたところ、みどりさんにもらった「おくらの花」でした。

おくらの花は、とても食用になると思えない、まさに園芸の世界のきれいな花です。

気品と上品さを感じるほど、美しいものです。

おくらの花

「おけら」ではなくて、「おくら」の花です。

イングリッシュガーデンとは高級そうな感じで憧れてしまいます。

私たちの身近にも素敵な花はたくさんあります。

やはり私たち日本人の食卓に上がる「食用」の花こそ、価値があり、普遍的なものではないでしょうか。

国産の「和の世界」

国産の「美」と称しましょう。

おくら

「おくら」です。

ああ、おいしそうです。

我が家の食卓に上がる前に、パチリと撮影です。

「おくら」はとてもおいしいし、美味だと思います。

これで、夏にも負けません。

薬膳の解説を久しぶりにしようと思い、伝説の「漢方コラム」を作ろうと思ったら、私の持っている蔵書には「おくら」が載っていませんでした。

そこで、私が四気五味を解説しましょう。

おくら

五味: 甘味 →栄養、滋潤さようがあり、夏の疲労回復、夏ばて防止に。

精力増強作用も期待できるかも。

四気: 平性 →偏らない調和したもので、もしかすると「微涼」で夏のほてりを解消するかもしれません。

帰経: 脾胃(ひい)と肝、腎

胃腸を丈夫にして、肝臓や腎臓の疲れを解消する。

素晴らしいです。

自分で想像して「おくら」の薬膳を解説してしまいました。

最後に、百合の花でお別れです。

とても良い香りがします。

百合の花