「薄い子宮内膜に漢方薬が有効である可能性がある」
KKR札幌医療センター斗南病院 生殖内分泌科 東口篤司先生
2007年8月4日(土) 16時~18時15分
「薄い子宮内膜に漢方薬が有効である可能性がある」
北海道の東口先生のご講演
「子宮内膜と着床はブラックボックスといわれ分かっていない領域として有名です」
大変にお忙しいなか、札幌より来て頂きましたので、私たちはとても感謝しています。
先生は、重病の患者さんがいるとのことで、夜は泊まりにならず、札幌からの日帰り講演でした。
通常の性生活2年(1年)間妊娠しない場合が不妊症
○晩婚化
○性行為開始年齢の若年化と性感染症
○環境ホルモン?
○子宮内膜症の増加?
↓
不妊症は増加している!
昔は10組に1組、今は7~8組に1組
ポリープがあると妊娠率が下がる。
↓
でも詳しい理由は分かっていない。
「日本の不妊治療の現状」
○1年間に72万組が結婚。1400万組の夫婦?
○子供のいない夫婦 140万組 →全員治療を受けると仮定すると、75万組は妊娠できる。
○不妊治療中30万組
○一般不妊治療で年間 13・5万組が出産
○ARTで年間1・5万組が出産
○計15万組が出産 出産率50%
○日本では1年で100万人が出産
○子宮内膜7ミリあれば、妊娠率は変わらない。
○デュファストンは妊娠中は服用できる。
続きは、次回にします。