こんにちは、薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
昨日は午前中、セミナーに出席していまして、
今日も今から東京に向かいますので、慌しく過ごしています。
さて、今、1本の嬉しいお電話が入りました。
結婚して2年目のときから「子宝相談」で、当店の漢方を利用して、
昨年の平成19年12月に男の子を出産されたお客様からでした。
産後の漢方相談もしていまして、おっぱいの悩みには、
タンポポの根っこの「蒲公英根」などもお勧めしていました。
これはこれで、よく効いていたのですが先月の6月19日に、
新たな相談があったのです。
乳腺炎です。
「肩こりや頭痛がひどく、乳腺炎を繰り返している」
中医学の考え方は、「おっぱい」の病気は、「肝臓」の経絡を通りますので、
「肝系」に効く処方を選びます。
次に、しこりや固まりは、「淤血(おけつ)」と考えますので、
数ある活血化淤(かっけつかお)薬の中で、乳腺炎によく効く処方を選びました。
実は、以前にも、これも当店の漢方で妊娠、出産されて、
いまは2人のお子様の健康相談も含めて、当店をずっと贔屓(ひいき)に
してくださるお客様が、産後に乳腺炎になったときも今回と同じ処方をお勧めして、
きれいに治った経験がありましたので、ある程度自信をもっていたのでした。
さて、平成20年6月19日の相談から、今日の7月11日のお電話は、
「きれいに乳腺炎が治った。いろいろな病院に行っても治らなかったので、ビックリした。しこりがバッチリ取れました。頭痛も無くなったし、肩こりもガチガチにならなくなりました。主人も続けてみたら、と言っています」ということで、再度同じ処方のご希望でした。
ここまで再現性があると気持ちが良いばかりです。
良かった、良かったです。
乳腺炎の漢方にも大いに自信をもった一日になりそうです。
(「おっぱい」「肩」「片頭痛」などは、体の両側のラインを通りますので、「肝臓の経絡」をターゲットにすれば、良くなる確立高いです。ちなみに、卵巣腫瘍も「肝臓の経絡」から処方を組むと、症状が改善する可能性が高いです。「卵巣」も「肝臓の経絡」に位置するからです。実際に、卵巣嚢腫が小さくなるケースを数多く体験しています。)
<2008年7月8日 我が家の紫陽花>