そのお客様は男性です。
ふつう一般的に薬局というところは、ほとんどが女性のお客様で占められているのです。
薬局での処方箋を別にすると、男性の方で漢方を服用する方は世間一般的に言えば「珍しい」分類に属するはずです。
以前は奥様のほうが女性のお悩みの漢方相談をしていたのですが、今はご主人がご自身の健康相談に来店しています。
1年前からの相談で、頭皮の「脂漏性皮膚炎」で「フケ」が多く、「髪の毛も荒れやすい」という漢方相談でした。
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漢方はお体に合っていたようで、もう1年以上「脂漏性皮膚炎」の漢方薬を毎日お続けになっています。
頭皮の「脂漏性皮膚炎」が「脂漏性皮膚炎」の漢方薬で」改善されて、すっかり「フケ」も出なくなりましたし、顔色も随分良くなりました。
特筆すべきは、お肌の色艶がまるで別人かのように健康的な明るさで、顔のくすみが一切取れたことです。
体重も3キロは痩せたそうで、頬も健康的に適度にこけて、それは「男らしい顔」なのです。
養生的には「脂漏性皮膚炎」対策として「節酒」「禁酒」で頑張られていまして、お酒を断ってからだいぶ経過していますので、とても立派だと尊敬しています。
山形でもこの連日の暑さですから、(鹿児島の方も「暑い!」と言う暑さ)、ビールなど飲みたくなるでしょうし、会合などがあればお酒を勧められることも多いそうですが、一切断っているそうです。
気がつけば、健康になられたので、目の二重もパッチリして、より「男らしさ」も増したようです。
「男の顔」は食生活や、適切な体に合ったものを服用していると次第に出来上がっていくんだなあ、と思う今日この頃です。
(女性のかたの場合は、「お肌プルプルになりました!」という表現が多いです。)
「頭皮と髪のケア~髪の毛の話~」「円形脱毛症、脱毛、抜け毛、薄毛育毛と白髪の漢方相談」なども参考になりましたら、幸いです。
<2007年7月19日 北海道美瑛 「赤い屋根のある丘陵」>