おはようございます。
薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
9月7日にお客様より、嬉しいメールを頂きましたので
許可を頂きまして紹介させて頂きます。
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ご無沙汰しています。7月7日にMRIを撮影しました。
職場が変わった為、9月3日に検査の結果を聞きに行った所、
右側の卵巣は、正常。左側の卵巣は、50x53mm→33x
36mmに縮小していると言われました。検診も、半年後にな
りました。
土屋先先のおかげです。
どうも有り難うございました。
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ということで、お役に立てましてとても嬉しく思っている今日この頃です。
<2008年9月24日撮影 我が家の庭 「あけび」>
村上春樹さんの「象の消滅」という本を読んでいます。
「ねじ巻き鳥と火曜日の女たち」「眠り」「納屋を焼く」「TVピープル」など、どの短編集も心に残るものばかりです。
真面目に─村上春樹さんと同じ時代を生きていて良かった─と思ったりもしています。
その中でも気に入っているのが、「ローマ帝国の崩壊・一八八一年のインディアン蜂起・ヒットラーのポーランド侵入・そして強風世界」です。
よく出来た小説で─結局は強風が吹いた一日だったが、僕と彼女の世界には何も変化が無かったのだ─ということが書かれています。
お気に入りの文章は、
「メリル・ストリープはその映画の中でダスティ・ホフマンと離婚するのだが、通勤列車の中でロバート・デ・ニーロ扮する中年の土木技師と知りあって再婚することになる。なかなか面白い映画だった。僕のとなりの席には高校生のカップルがいて、お互いのおなかをずっと触りあっていた。高校生のおなかって、なかなか悪くない。僕だって昔は高校生のおなかを持っていたのだ。」
この小説の最後のほうで、彼女が僕の家にやって来てカキ鍋を作り始めるのですが、その二人の会話もいけてるんです。
「ねえ、ちょっとおなか触っていいかな?」
「あとでね」と彼女は言った。
なぜに「ローマ帝国の崩壊・一八八一年のインディアン蜂起・ヒットラーのポーランド侵入・そして強風世界」を語っているかと言うと、今日はとても西風が強い「強風世界」の一日になりそうだからです。
写真からは強風の感覚が伝わってくるでしょうか?
<「あけび」の木の下には、「彼岸花」が満開です。そして強風世界へ>