おはようございます。薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
山形県東根市神町の土屋薬局では日頃から不妊症の子宝の漢方相談が数多く寄せられています。
多くのお客さまに喜んでいただいています。
病院での不妊治療がうまくいかないことで西洋医学一辺倒から東洋医学、不妊症への漢方パワーを期待されるお客さまが増えてきました。
男性不妊の漢方の考え方です。
男性は「精(せい)」を補うことがベストですので、補腎精(ほじんせい)をすることが大切です。
魚の浮き袋と植物の種類とマカを配合した製剤や食用アリ製剤、また鹿茸(ろくじょう)といった鹿の角の高貴薬が配合されいている漢方など、いろいろ良い漢方がでています。
「血肉友情(けつにくゆうじょう)」と言って、精子数や精子の運動率などにはかなり効果が上がっています。
お酒が好きで肥満気味だったりする場合には、舌ベロの苔に黄色い苔または白い苔が溜まっている場合には、補うよりも瀉していくほうが向いています。
ふだんの養生も大切ですから禁酒が望ましいです。
そのほか、胃腸が弱いときには胃腸を丈夫にしたり適時体調に合わせて相談していきます。
最近ですと当店では、精子数が400万から3800万まで上がってICSI(顕微受精)のレベルから、AIH(人工授精)で大丈夫なくらいによく効き目があるお客様がいらっしゃいます。
考え方としましては、男性の漢方は「腎(じん)」を補うことが基本です。
ただし湿熱(しつねつ)と言われる体質がありますのでそちらに気をつけたり、胃腸が弱くて下痢軟便気味でしたら補気健脾(ほきけんぴ)も考慮する必要があります。
「男性不妊症の乏精子症、精子無力症の漢方。妊娠!」
「不妊症。人工授精6回したのに授からず。漢方薬で自然妊娠、出産!」
「男性不妊の精子の漢方相談/男性不妊。漢方の暑がりタイプ?冷え性タイプ?」
こちらの漢方コラムなども参考になりましたら、幸いです。
<2010年11月18日 東根市 県道296号 フルーツライン>
私は、このような風景が好きです。
秋の夕日が周囲を覆いつくします。
柿の木へ夕日があたります。