昨日、「1歳の男の連れのお客様が来店されました。『再び漢方を始めて更年期を予防していきたい』」とコラムを書きましたが、その後にまた髪の毛フサフサの赤ちゃんを連れたお客さまが来店されました。
今年の4月に出産されたそうです。
昨年のちょうど今頃の時期に漢方相談を始めました。
過去に2回流産されたことがあり、染色体検査では問題ありませんでした。
流産されたときには、腰が痛かったり、下腹部がキリキリと痛み茶色いおりものもあったそうです。
舌ベロの色は淡い感じで、ちょっと亀裂も目立つ感じでしたので、婦宝当帰膠と麦味参顆粒の2つで気血(きけつ)を双補して妊娠しやすると同時に体調全般も補っていくことにしました。
その後、漢方を服用1か月後のご感想は
「体が温かくなる感じで良かった。食事も美味しい」
とのことでした。
ただし、足のかかとが痛くなるそうです。
足のかかとが痛くなるのは、腎虚(じんきょ)のサインですから補腎薬として、足のかかとの痛み対策、そして高温期の維持や流産防止の期待を込めて参馬補腎丸を追加でお勧めしました。
(足のかかとの痛みのコラムは「踵(かかと)の痛みと吹き出物と子宝漢方相談について」と「張先生の講演より…頭痛、親指、踵(かかと)、膝の痛みの漢方対策」 「腰痛とかかとの痛み」 「土屋薬局の漢方を服用して3ヶ月で妊娠したお客様から」のコラムも参考にしてください。補腎が肝腎です)
翌月に9月には妊娠5週目とのことで、かかとの痛みも解消したし、その後は安胎法として出血防止、つわり防止などに帰脾湯やコンクレバンなどの追加でお勧めさせて頂き、そして昨日の髪の毛フサフサの赤ちゃんのご来店につながりました。
本当にうれしかったです。
<2011年8月14日 旧明鏡橋>
ここは山形県朝日町です。
最上川が悠々と流れています。
夏の暑い一日で、ムッとする「山形の夏」を体現した日でした。
旧明鏡橋の上から新しい明鏡橋を眺めます。
アーチが立派です。
こちはら反対側の眺めです。
鳥が空を舞っています。
ああ、最上川よ。。という心境になりました。
夏の川は美しいです。