2人目不妊。月経前症候群。PMSと漢方療法。AIH人工授精3回
おはようございます。
薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
先々週の土曜日、3月16日(平成25年)の漢方相談のことでした。
当日もお客様多数ご来店頂いて忙しかったのですが、赤ちゃんを抱いた親子連れ家族3人でのご来店のお客様がいらっしゃいました。
初めの漢方相談は平成20年12月27日のとき。
2回目の人工受精をしました。
過去に1度、流産された経験もおありです。
お二人とも製造業で交代勤務、二交代で働かれているとのことでした。
それから奥様は婦宝当帰膠を中心にして炒麦芽、ご主人様はイーパオや海精宝、マカなどご愛用頂いていました。
平成23年には腹腔鏡手術をされたり、ご主人様は途中から膿精液症とわかり知柏壮健丸や白花蛇舌草などもご愛用して頂き、平成24年には体外受精をされてめでたく1回目で陽性、心拍確認されたとのことで双料参茸丸で体を健やかにして無事に今年の平成25年1月に女の子をご出産でした。
可愛らしい女の子の赤ちゃんで、幸せそうな姿に漢方相談をしていて私も良かったと思いました。
またこうして忙しいさなかに家族3人で出産の挨拶に来て頂きまして、私は今後とも末永いお付き合いになる漢方相談を心掛けていきたいと誓いました。
漢方相談の要点は、「女子は血をもって本となす」ですから婦宝当帰膠でじっくり体づくり。
ご主人様は最初は典型的な補腎の精力をつけるものだったのですが、途中から膿精液症と診断されましたので、中国漢方では「湿熱(しつねつ)」と考えますので「下焦湿熱(かしょうしつねつ)」の下半身をサッパリさせるために知柏壮健丸(瀉火補腎丸)と白花蛇舌草(びゃっかじゃぜつそう)に漢方を変更させて頂きました。
漢方薬の舵を補陽・補腎精から、清熱利湿解毒補腎に切り替えました。
膿精液症は精液中の白血球が多い状態です。
病院からは抗生剤のジスロマックが処方されていました。
この時には中医師の先生にも漢方の手助けを応援して頂いて、「清熱解毒が大事です。
たとえばプラス白花蛇○草。ちょっと活血剤を入れてみては? 田七人参とか、無難」
ご主人様は、体がほてり夜中に熱くなる。
多汗症になって25歳のときから暑がりになった、のどが渇きます。
精子の運動率、数も低めとのことでした。
体外受精では精子のこともすごく左右する大切なことですから、当店の漢方薬もお役立ちになったことと考えています。
このたびはおめでとうございました!
<2013年3月22日 スプリングハズカム! 今年も雪解けとともに福寿草が咲いています>