「がん患者に中医学は何ができるかー扶正と袪邪」
⑴心のケア
⑵扶正袪邪
⑶養生法のすすめ
がん患者の苦痛ー恐れ、怒り、不安、孤独感、抑うつ、せん妄
怒り→なぜ、自分だけ?
不安→将来への不安
孤独感→周りの人は元気に働いている、自分だけ…
死への恐怖、家族も一緒
心のケアが重要 心(しん)は五臓の君官である
「心動則五臓六腑皆揺」 黄帝内経素問
お店に来るガン患者さん、家族ー精神的な苦痛を持ってー相手の話に耳を傾けて聞くことが大切、最初から今までの経緯を
相手の気持ちに共感する、相手を分かっている。
心の扉を開く
精神的な苦痛を吐き出す
褒める、慰める→ガンと戦う気持ちを強くさせるのが私たちの仕事
心のケアが重要なこと
「大きな病気を治療するときは、相手を自分の親戚のように思う」→自然と慰めることができる。
そんしばく
以下、中医学、漢方の話は省略します。
(何先生のガンの中医学的な話、とても勉強になりました。)
(絵は土屋幸太郎がiPadで描きました)
リリアン・ギッシュ 「許されざる者」
「The Unforgiven」 Lillian Gish
NHKBSで映画「許されざる者」という西部劇を観ました。
私が生まれる前の1960年の映画です。
ジョン・ヒューストン監督
バート・ランカスター、オードリー・ヘプバーン主演のアメリカ西部劇です。
オードリー・ヘプバーンは幼少に養女として、血の通っていない男3人兄弟の家に住んでいてお年頃。
ほんのり、兄貴のバート・ランカスターに淡い恋心を持っています。
そんなときに、目つきの悪い謎のお年寄りが不吉なことをヘプバーンや周囲に言いふらして、やがてそのことは周囲を巻き込む大騒動につながっていきます。
そのヘプバーンを養子に貰った家のお母さんを演じるのが、なんとリリアン・ギッシュ。
昔、スマパンが好きで、とくに最初のアルバム 「ギッシュ」が大好きでした。
ファーストにして、彼らの最大の傑作アルバムです。
そのギッシュのアルバムの名前の由来が「昔、おばあちゃんに聞いたら、リリアン・ギッシュという有名な女優さんがこの小さな街にやって来たんだって」ということでした。
ライナーノートのエピソード、心に残っていて、いやー、初めてリリアン・ギッシュさんが出演していた映画を観て感動しました。
リリアン・ギッシュが家を守るためにライフルを持ちます。
老婆が家族を守るために銃を持つシーンが実に印象的で、それを絵にしました。
けっこううまく描けたのではと喜んでいる次第です。
この絵を観ていると、なんだか自分のことも守ってくれそうで、自分自身、早くも生涯大事しようと思ってます。
先日にメルギブソン主演のマッドマックスの第1作も観ましたが、その映画にもバイクに乗る悪者たちを老婆がライフルを手にとって納屋に閉じ込めるシーンがありました。
女性が銃を持つこと自体がすごいのに、なおかつお年寄りが娘の家族を守るために普段使い慣れない銃を持つ危機感、ただ事ならぬ緊迫感がリリアン・ギッシュさんからも伝わってくるのでした。