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今日、今から来店されるお客さまは耳鳴りの漢方薬で聴力が8割まで戻りました。
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今月の1月18日には「この前よりも音の聞こえが良くなった」と聞こえは良くなっていらっしゃいますが、左耳の耳鳴りはボワーっと高い音。
起きたとき、起床時には右耳がポコポコと音がなります。
「テレビドラマの低い音が聞こえにくい」
そもそも大きな人生の流れでいえば産後の肥立ちからお体の調子が悪かったことともあるそうです。
今の耳鳴りの漢方薬は3種類、酸棗仁湯と冠元顆粒、耳鳴丸。
ちょうど過去のココログのコラムを見直したら、以下の文章がとても参考になりました。
→その後の経過は3か月の12月まで順調で、耳の閉塞感も聴力低下も治まり、体調も落ち着いています。
ただここ1か月間は1週間くらい耳の閉塞感が強い日が続き、その間は聞えも悪く、良性発作性頭位めまい症など起こして調子が悪いときがありました。
☆12月になって寒くなってくると血流や耳管の問題がでてきます。
脳の周りの血流を良くすることが大切です。
「頭を爽やかにする漢方」はもともとは風寒の邪気による風邪(かぜ)の頭痛に向いている処方です。
寒くなってきているのですから、川芎や羌活など配合されている生薬が脳の奥の血流を改善していきます。圧迫されていることを広げる力があります。
または「爽やかな月」の漢方も血流を改善する働きで、今の処方に追加することも可能です。
(お客様、たしかに寒さが本格的になってから耳の閉塞感と聴力低下が始まったそうです。その場合には脳の奥の血流を改善して、耳の内耳のリンパ液の流れを改善することは耳鳴りや聴力の回復などに有効な方法になります)
ちょっと、山形の1月の寒さによる風寒(ふうかん)の邪気も耳の聞こえに考慮したほうが良いようなのです。そろそろお客さまがいらっしゃいますので心を「虚静(きょせい)」にしてお客さまと向き合いたいです。
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耳鳴り、突発性難聴後の聴力回復など中医五官病の漢方相談は深いです。
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追記です。耳鳴りの漢方相談後。
疲れで耳鳴りが悪化しやすいこと。
耳鳴りが大きいと詰まっている感じがすること。
耳鳴りは高い高音域の耳鳴りで焼き芋屋さんが来たみたい。」
などでした。しっかりと中医五官病の耳鳴りの予習をしていたので今日もいい耳鳴りの漢方相談ができました。耳の血流を良くするために運動も頑張っているとのことで大変に感心しました。
2017年1月25日 山形市112号線沿い 雪の自転車