こんばんわ。土屋です。
彼岸を過ぎたばかりと言うのに、昨日、本日と山形では春の雪が降っています。
春の雪と言っても、「淡雪」ではなく、本格的な荒れ模様の「冬将軍」クラスです。
つい数日前までは、庭の土を見ながら、もう少しで福寿草と今年も会えるんだなあと思っていたのですが、この調子ではまだのようです。
(漢方コラム「福寿草」もよろしければご覧になってくださいね)
とき:2003年3月24日12時56分撮影の福寿草です。漢方コラムより。
さて、本日の夕方に一瞬だけ陽光が射しましたので、我が家の3階から撮影した若木山をご紹介しましょう。
だいぶ雪は溶けましたが、ところどころ日当たりが悪いところは残雪となっています。
右手に見えるのは神町小学校で我が母校。
前方に見える山は、最近芥川賞でますます有名になった─私の同級生の阿部和重氏の作品にもしばし登場する若木山(おさなぎやま)です。
ああ、私は「ABC戦争」を思わず買ってしまったのですが、まだ数ページしか読んでいません。
でも、書いている内容が私たちのことなんで、なんだか嬉しいんです。。
同級生の特権ですね。。
山形県は、Yで、村山市がM。東根市はH。天童市はTで記号が踊る小説です。
高校時代に奥羽本線神町駅から、山形市まで汽車通学(電車通学のこと─当時は「汽車通」と言っていた)をしていた私にとっては感涙物です。
あ、もちろん新潮社のこの「ABC戦争」の他の短編にも若木山が出てきますよ。
さてさて、ズームアップしてみましょう。
若木山がうっすらと雪化粧をしています。
なんだか「白い髭」を伸ばしているようにも見えます。
春はもう少しですが、まだ冬将軍が帰らない今日この頃の山形を紹介させて頂きました。
若木山は、スタイルがいいんですよ。
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